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![]() 小さなおうちに屋根がつきました。 これまで、お天気にも恵まれて 雨に降られて心配…という状況がなくて幸運でしたが やっぱり、屋根ができるとほっとします。 いたってシンプルな屋根ですが、いろいろな色から選べるなかで これまたシンプルに、オフブラックにしてみました。 ![]() 屋根の上に見えるのは、柚子。 手入れも何もせず、ほうったままの柚子の木ですが、今年も黄色く色づきました。 冬の到来を感じます。 ![]() そんなわけで、裏庭の木々にもクリスマスの飾りつけをして、冬じたく。 職人さんたちが、少しでもほっこりとした気持ちになってくれたらいいな…と 思ったりもしているのですが、…それどころではないですよね。笑 ![]() 屋根の全貌はなかなか見えないのですが、 上から見ると、こんな感じだそうです。(上の写真の右下) よくあるタイプの屋根ですが、地味に気に入っています。 入口のドアにはアンティークのものを使う予定ですが、 強度のことを考えて、塗装をしようと思っています。(もともとは薄いグレー) ペンキの色はまだ決めかねていますが、屋根の色にあわせてオフブラックにしても いいかな…という思いでいます。さて、どうなることやら。 ![]() ちょうどその頃、大工さんが取り付け予定のアンティーク窓の詳細を確認されていました。 大工さんたちが立っている部屋が、既存のアトリエで ここから、増築分のテラスへとつながる予定です。 このときはまだ、既存のアトリエ入口がついている状態ですが、 この部分をぶち抜いて、(カーテンポールなどがついている部分) 漆喰壁のトンネル状にして、テラスへと続いていきます。 大工さんが興味深そうに確認している窓は、フランスで使われていた古いもので 実際に使えるのかどうか微妙なグレモン錠がついています。 でも、そこが可愛いので、どうか実用できるようにつけていただければ…と、 ただただ、願うばかり。 ![]() はい、こうして既存のアトリエについていたドアなどが解体されて 新しいお部屋へと、無事ぶち抜かれました。 既存のアトリエからは、一段下がってテラスへと続きます。 一段下がることで、より外が近くなり、開放感を感じられるように考えています。 家に居ながら、のんびりと、カフェのような空間を感じられるような、 そんなお部屋ができるといいなと思っています。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-30 21:07
| リノベーション
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![]() コロナ禍で、おうち時間を過ごすことを余儀なくされていた頃、 退屈そうな父に、 「新聞紙ちぎり絵っていうのが静かにはやりはじめているみたいだけれど、やってみる?」 …と、ためしにすすめてみたのがきっかけで、 もう2年近く、父の新聞ちぎり絵制作が続いています。 とはいえ、すすめてみたものの、すすめた本人もやり方をよく知らず とりあえず、私がまったくの自己流で作ってみるところからはじまったのでした。 それが存外に愉しくて、これならやれるんじゃない?と、わくわくしたことを憶えています。 さっそく父に、ためしに1枚作ってみてもらったところ、 貼り方やちぎり方は雑なれど、とっても味わい深い作品ができあがりました。 本人もおそらく、まんざらではなかったのでしょう、 その後も、立て続けに何作か仕上げていき、難しいお題にも挑戦するようになり、 いつしか新聞ちぎり絵は、父の日課のひとつとなりました。 ![]() 1年ほど続けていたら、作品もだいぶまとまってきました。 その頃から、いつか小さな作品展ができたら楽しいな…と、私がひとり、 こっそりと考えていたのですが、この秋、ようやく実現のはこびとなりました。 いつもワンコを散歩させている森の中に、県民のための小さなギャラリーがあります。 こちらで、11月8日から20日までの2週間近く、開催させていただくことになりました。 会期の頃は、森の木々が秋色に色づきはじめて、本当にきれいでした。 まさに、お散歩がてら、ふらりと立ち寄るのにふさわしい小春日和が続き 幸せな展覧会の日々でした。 ![]() 会場には、おもに動植物をテーマにした作品が、約40点ほど、ずらりとならびました。 こうして見ると、2年近くこつこつとちぎってきた日々が思い出されて ちょっぴり、きゅんとします…。 ![]() そして、まさかのサプライズまで。 会期前日の夜、突然に読売新聞の記者さんから電話をいただき、 翌日に自宅で、そして、翌々日には会場でインタビューと撮影をしていただき 11月9日の朝刊の千葉版に、このちぎり絵展について大きく掲載してくださったのです。 記者の大津さんが、2日にわたって足を運んでくださり 「初めての展覧会、がんばってくださいね」 と、力強いエールを送ってくださって、本当に夢のようなスタートを切ることができました。 ![]() おまけに、その数日後にはテレビ局からも取材をしていただき、 午後のニュースの時間に放送していただくという、さらなるサプライズまで! そんなわけで、毎日本当にたくさんのお客様で賑わい 父も、へとへとながらも有意義な2週間を過ごすことができたことと思います。 ![]() 大好きな寅さんやコロンボ、そしてムーミンなどを題材にした作品もならべて とても楽しい会場になりました。 ![]() 会期前半は、比較的年齢層が高めであったお客様も、 後半には小学生のお子様なども多くみられ、真剣にながめて感想を聞かせてくれました。 芳名帳には、まるで作文のように長い、素敵なメッセージを書いてくれたり… なんだかもう、私はかげながら涙が出そうなシーンにたくさん遭遇することができました。 ![]() この展覧会に向けて、一緒に走ってきた感があり、 私も、心配と嬉しさで、ほぼ毎日、閉館間際の会場に足を運びました。 夫が休みの日は、夫も一緒に。 彼には縁の下の力持ちとして、設営のための準備をかなりがんばってもらいました。 そんな夫が見つめているのはキツネの作品。 何をしているのかと思いきや、手がキツネ…。 ![]() 会期も後半になると、森の木々の紅葉はぐんと深まり、 イチョウの葉もいつしか、黄金色に染まりました。 時間のある日は、ワンコたちも連れてお散歩がてら会場へ。 ![]() おじいちゃんの展覧会のポスターの前でおすわりをしてパチリ。 公園の中の施設なので、抱っこをしていればワンコも会場に入れます。 こうして、長いと思っていた2週間の会期は、秋晴れの続くなか あっという間に過ぎてゆきました。 小さなギャラリーには、1日に200人を超えるお客様がいらしたりと、 本当に、大盛況のうちに終えることのできた父の初個展でした。 (自分の初個展と比べても、羨ましい限りです 笑) これまでは、なんとなく続けていた新聞ちぎり絵だったかもしれませんが 皆さまからのあたたかなご声援をいただいたことで きっと、新たな気持ちで作品を作り続けてくれるんじゃないかな…と期待しています。 「季節の新聞ちぎり絵展」にお運びくださった皆さま、 本当にありがとうございました。 そして、これからも応援していただけましたら、私もとても嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-29 20:10
| ときどき、仕事
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![]() いよいよ、上棟。 建築吉日で日のよいところを選んでいただき、 11月10日(木)に、めでたく(ひっそりと)上棟となりました。 基礎の上に、あっというまに木が組まれたり、柱が立っていく様子は もう、鮮やかとしか言いようのない職人技です。 設計士さんからは、 「この増築は規模は小さいけど難易度が高いので、特に腕のたつ大工さんにお願いしたよ」 とおっしゃっていただいていましたが、 職人さんが黙々と仕事をこなす姿は、本当にかっこよく、そしてありがたい話です。 難易度が高いって、なんのこと?…というのは、また別のお話。 ![]() 大工さんの頭の上には、黄色く色づきはじめた柚子が。 そして、裏庭の木々が黄色やオレンジ色に色づいていて、 作業の様子を遠くから眺めていても絵になります。 ![]() 上の写真で、職人さんが立っている場所が、この部屋の入口にあたります。 格子のガラスの入った玄関ドアがつく予定なので、 きっと、この季節にはガラスから黄葉した木々が見えるんだろうなぁ…と思いを馳せ 早くも来年の秋を愉しみにしている私です。 この部屋を建てるにあたって、裏庭の植栽をいくつか伐らなくてはなりませんでした。 お気に入りだったミモザの木も、屋根にかかりそうだからと、半分以上ばっさり。 完成して落ち着いた頃に、植栽も考えなくては。 ![]() そんなわけで、秋の吉日。 晴れわたった空のもと、見事に上棟となりました。 子供用プールのようで、漠然とちっちゃいと思っていた部屋も、 おうちのかたちになると、不思議と広さを感じるようになります。 (ちっちゃいんですけどね 笑) こことあそこに窓がつくから、このへんにテーブルとチェストを置こう、 梁の真ん中からペンダントライトを吊るして…などと、 具体的にインテリアを考えることができて、そこでの暮らしが思い浮かぶよう。 まだまだはじまったばかりのリノベーション計画。 作り上げる過程も、存分に愉しめたらいいなと思っています。 #
by mihodiary
| 2022-11-16 19:30
| リノベーション
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![]() さて、前回、妄想のように書きつづったリノベーションですが、 何度となくつまずき、紆余曲折を経ながらも、日のよい11月3日に着工となりました。 上の写真は、我が家の裏です。 裏庭に面した部屋の扉をぶち抜いて、小さな部屋を増築するという計画です。 手前側に見えているコンクリート部分から、奥行き3mほど広げます。 幅もおよそ3mほどで、トータルで9㎡欠けるくらい。 10㎡以上の増築の場合、確認申請が必要となるため、そのギリギリくらいにしました。 白い丸柱が立っていますが、今回この柱の半分が部屋内側に入っている形ですが、 この部分を四角く囲い(覆い)、古レンガを貼って白塗装する予定です。 ![]() こちらが基礎工事2日目の様子。 奥の柱は外に出ていますが、手前の柱は内側にいます。 基礎工事の初日に、基礎屋さんたちが何やらうなだれているシーンに出くわし、 なにかあったか?と疑わしく思っていたところ… やはり、何やらやらかしてしまったようでしたが、(あるあるなのでしょう) 立派なアンカーボルトを使うことで、無事にクリアとなったようでひと安心。 自分は何もわからないだけに、ヒヤヒヤします。 ![]() そんなこんなで、基礎がここまで完了。 ここまでの状態で、まるで子供用のプールみたい。 なんてちっちゃいのでしょう! 笑 そして後日、この子供用プールに生コンが流し入れられるようです。 ![]() はい、無事に生コンが入り、かたまったところで枠をはずしました。 子供用プールは、流し缶で作った胡麻プリンのような風貌に。 ともあれ、基礎が完成。 職人さんが帰ってしまったあとで、コンクリートの上にのって 隅から隅まで歩いてみるのが楽しいのです。 「あぁ、ここの窓からの眺めはこんな感じか」 などと考えながら、裏庭の木々か秋色に色づいている様子を眺めていると ちょっぴり幸せな気持ちになります。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-16 15:48
| リノベーション
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![]() ご無沙汰しています。 前回更新したときには、もっと続けられるかと思っていたのですが やはりバタバタはおさまらず、今日まで気になりつつも放置してしまいました。 もう、きっと誰もここを訪れることもないだろうと思い、 それならばいっそ、現在手掛けているリノベーションの記録用に…と、 重たい腰を上げてみることにしました。 ![]() 実は今年に入って、なんとなく愉しいことがしたいな…と考えていまして、 具体的にそれがなんなのか、自分でもよくわからないまま過ごしていたのですが 春頃になって、自分たちにとってひとつの区切りを迎えるべく出来事があり 気持ちがすこしだけ解放されたときに、ふと、 ほしいものが見つかったような気持ちになりました。 それは「小さくても、心地の良い居場所」でした。 部屋はもちろんあるのですが、 なんというのか、極端な言い方をしてしまうと、何もない箱が欲しかったのです。 家電や、自分にとって無駄なもののない小さな箱。小屋のような。 そこが、不便でもあたたかで、いつまでも居たくなる空間だったらいいなと いつしかそんなことを考えていました。 でも、そんな小屋をどこに建てたらよいのでしょう…。 そこで思いついたのが「部屋のぶち抜き計画」です。 我が家は築25年の一軒家で、ここに私たち夫婦と私の両親が暮らしています。 この家を建てる際に設計士さんが 私がいつか使うだろうと、7畳ほどのアトリエをひと部屋考案してくださいました。 当時陶芸をならっていた私が、いつか裏庭に窯を作って、 アトリエで土を捏ね、焼成前の器を乾燥させるために棚にずらりと並べる、 そんなイメージだったようです。 ですが、私はほどなくして陶芸の道を断念しイラストレーターになってしまいました。 アトリエを使うこともなく、いつしかその部屋は家族の倉庫のような存在に。 そんなことではこの部屋がかわいそう、ということで 今年のゴールデンウィークに、家族総出で大規模な断捨離を決行。 25年ぶりに蘇った部屋は、上の写真くらいの感じまで復活しました。 そう、やけに棚が多いのは、そんな設計士さんの思いがあったからです。泣ける…! ![]() 部屋の壁が腰板(腰壁)になっているのも、アトリエ風です。 この腰壁は、もともと当時の私のリクエストでもあり、今でも好きなので ここは活かしつつ、腰壁の木をグレーに塗装してイメージを変えてみようかなと思案中。 塗装については、グレーのトーンで今もなおあれこれ悩んでいます。 サンプルポットをいくつも取り寄せて、これから適当な板に塗って 自然の光のもとや夜の電灯のもと、壁に当ててみて決める予定です。 さらに、この部屋には、安易なアルミの扉がついていて、 すぐに裏庭に出られるようになっているのですが、 このアルミの扉が、ダサいことこの上ないのです。 そんなわけで、この扉を思い切ってぶち抜いて、 裏庭にテラスのような小さな部屋を増築したらどうか、 …というのが、このたびのリノベーション計画です。 はてさて、本当にそんなことができるのか。 できるとしたら、いったいどのくらい広げられるのか。 素人の私には皆目見当もつきませんでした。 ![]() 見当はつかないけれど、考えはじめたら妄想はふくらむばかり。 自然な素材感が好きなので、床はアンティークのテラコッタを使いたいとか、 どこかに古煉瓦を白く塗装したものを貼りたいとか…。 そんなこんなで、はじまった妄想リノベーション計画。 お願いする業者も、1軒目では門前払い。 2軒目では、ぶち抜けるけど、ぶち抜いても1mしか出せないと言われ たった奥行き1mの増築にこのお値段って! というほどの大幅予算オーバー。 3軒目にして、実現可能かも?と思わせてくれるような気配が。 こうして、初夏に打ち合わせを重ねた計画は、 途中、コロナや戦争、台風によって何度もつまずきながら、 ようやく着工の日を迎えることができました。 長くなってしまったので、今日はこのへんで。 工事のことや、ちょっとしたインテリアのことなど、 思いついたときに、記録していけたらいいなと思っています。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-04 20:20
| リノベーション
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