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木工事が終わり、いよいよタイル仕事の1週間となりました。 まずは、部屋の中に半分入った丸柱あらため角柱に古レンガを貼り 壁の一部でありながら、素材感のあるレンガ柱を作っていただきます。 角がぼろっと欠けたり、形が不揃いの古レンガを 下から、こんな感じに貼っていきます。 いちばん下だけ縦に貼って、あとは横にして重ねていきます。 ここまでできた! いい感じです。 ここでいったん、お昼休憩となりました。職人さん、お疲れさまです。 午後からふたたび、こつこつと貼り続け… あっというまにてっぺんまで到達しました。 天井が斜めになっているので、いちばん上は、かなり細い三角形です。 …が、そんな難所もなんのその。 ぴたりとパズルのピースがはまるように、きれいに貼ってくださいました。 そして、同じレンガを既存の部屋の洗面の上の壁にも。 これらのレンガは、のちほど、ペンキで白塗装してしまう予定なので レンガの質感と立体感だけが浮き出れば…というイメージです。 いま思えば、この段階でやめてしまってもよかったのかな…と思うのですが、 このあと、丁寧に白目地を入れて仕上げました。 白く塗ってしまうことを考えると、ちょっともったいないですね…。 ともあれ、職人さんがお昼休憩に出ている間、 ここまでできたレンガ柱をながめながら、あったかいお茶を飲んだりして ひとり、悦にいる私なのでした…。笑 そんなこんなで、レンガ柱の下地が完成しました。 全体としてはこんな感じです。 目地の部分にフックをつけたりして、何か飾ったり、 棚受けをつけて古材などを取り付け、シェルフにしてもいいなと思っています。 ・ #
by mihodiary
| 2022-12-03 19:50
| リノベーション
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リノベーション記録が続きます。 自分にとっての備忘録として綴っていますが、 もしこの先、リノベーションなどをお考えの方の参考になれば…という思いもあり、 工事に立ち会った日は、なるべく撮影をしてアップするよう心がけています。 ご興味のある方がいらっしゃいましたら嬉しいです。 木工事も終盤。 今回のリノベーションにおいて、いくつかのこだわりがあるとしたら この外壁の「鎧張り」は、まさにそのひとつでした。 予算が潤沢にあれば、やりたいことをぎゅぎゅっ、とすべて詰め込んで 夢のおうち作りができるかと思いますが、なかなかそうはいかないもの。 あれもやりたい、これもやりたい…という希望を思い描いているうちは楽しいのですが、 いざ見積もりが出た途端、現実を突きつけられ、一度はしゅん、とするもの。 (…ではないでしょうか? 私は例に漏れず、それです) ましてやこのご時世で、木材をはじめとする材料が高騰していて これまでの相場の1.5倍〜2倍とも言われています。 そんなわけで、そこから「はずせないものは何か」という自問自答がはじまります。 …私が今回のリノベーションで叶えたかったものは コンサバトリーのような小屋感、古レンガやアンティークテラコッタの素材感、 そして、アンティークの建具を使うこと…だったため、 外壁の雰囲気は重要視して、自分なりには奮発し、憧れの鎧張りにしました。 そう、こんなのです。 杉の板を下から順に、まさに鎧のように張っていく工法で、 日本の古い民家などに使われることが多い印象ですが、 海外でも塗装をした鎧張りのおうちがよく見られるのではないでしょうか。 これに塗装をして、年月とともにペンキが剥げていく風情がまたかわいいのです…。 ぴしっ、とエッジがぴったりと美しい鎧張りを作るのは 相当な技術が必要とされるため、大工さんの腕の見せどころ。 鎧張りの日は、朝からずっと張り付いて、その鮮やかな技術に見惚れていました。 とっても大変で難しそうな仕事なのに、 黙々と、さくさくとこなしていく大工さんは、まさに神業。 この技術を、間近で見られたことが本当にありがたいです。 鎧張りで包まれたおうちは、かなりかわいいです。 特に、小窓のまわり(上の写真左)など、キュンとします…。 ちなみに、上の写真(右)は雨戸部分です。 雨戸は、なくてもよいものなら、正直取り付けたくはなかったのですが、 部屋には心もとないアンティークの窓がつくため これを、大型台風などの雨風から守るためには必須でした。 雨戸は、室内からリモコン操作で開閉できるシャッターなども考えたものの、 やはり、イメージとは程遠くなりそうで却下。 当初、扉のようなものや折戸式の雨戸を建具屋さんに作っていただく予定でしたが 見積もりを見て、まったく手が届かず…。 そんなわけで、大工さんに素朴なデザインの雨戸と、そのボックスを作っていただくことに。 雨戸ボックスを設置すると、せっかくの鎧張りが大半隠れてしまいますが、 なるべくそのイメージが壊れないよう、一体化するような雰囲気に仕上げていただきました。 巨大な雨戸ボックスの枠組みを見たときは、そのサイズ感に愕然としましたが 壁に取り付けてしまうと、とくに違和感もなく いまとなっては、愛着が湧いて気に入っています。 日が暮れたら雨戸を閉めて、鍵をかけるという昔ながらの暮らし方がはじまることも ちょっぴりわくわくしています。 こちらは、昨日の記事でも少しだけ触れた丸柱です。 部屋内側に半分入っている丸柱を板でかこんで、壁の一部のようになりました。 この後、ここに古レンガが貼られていく予定ですが、それはまた次回の記録に…。 こちらは、鎧張りの日のおやつ。 りんごとクランブルのカントリーブレッドです。 我が家では、実に25年前からずっと同じレシピで焼き続けている お気に入りの焼き菓子で、誰からも好評のおやつです。 大工さんたちも喜んでくれたかな…。 ・ #
by mihodiary
| 2022-12-02 20:15
| リノベーション
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お天気に恵まれながら、木工事がしばらく続きます。 毎日、朝早くから、ベテランの大工さんと若手の大工さんが二人でこつこつと かわいいお部屋を作ってくださっています。 こちらは天井の様子。 部屋の中央に梁が。そしてこのあと、天井の板が垂直にわたります。 左端に見える白っぽいものは、既存の丸柱。 この柱は、部屋内側に半分だけ入っており、 のちに四角く囲んで壁となり、古レンガが貼られていく予定です。 大工さんが作ってくださっているのは、 これから取り付けられる予定のアンティーク窓のための木枠です。 このあと、フランスの古い窓が取り付けられるのですが ここでまさかの問題が勃発することになろうとは、 このときの私は知るよしもなく、平和な気持ちでながめていたのでした…。 天井の板も入りました。 今回、梁と天井は白塗装にする予定です。 工務店さんや大工さんには、 「えーっ、塗っちゃうの」 と、あからさまに残念がられてしまうこともしばしばで、 自分の決断に自信が持てなくなり、気持ちが揺らぐことも多々あります。 そんなとき、 「決断も大きな仕事のひとつだから」 という、設計士さんの言葉が、ずしん、と重く響くのでした。 つくづく、強い意志を持っていないと、 おうち作りなんてできないなぁ…実感。 私にとっては、毎日が人生初の大きな決断との闘いであり、 そして、心の折れることもてんこ盛りです…。笑 日が暮れるのが早くて、作業が終わる頃には真っ暗です。 この日、天井が無事に完成しました。 いまはなんとなく、山小屋のようです。 こちらは、いつかの大工さんのおやつ。 毎日バタバタな私にかわって、母が毎日、職人さんたちのために おいしいおやつを作ってくれます。 この日はバナナブレッド。 黙々と仕事をこなしてくださる職人さんたちにとって 束の間の癒しの時間になってくれていたらいいな、というせめてもの気持ちです。 「お茶にしてください」 と声をかけて、おやつを持っていくと 嬉しそうに目を細めてくださるのが、私にとっても嬉しい瞬間です。 そして、母にも感謝です。 ・ #
by mihodiary
| 2022-12-01 20:07
| リノベーション
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小さなおうちに屋根がつきました。 これまで、お天気にも恵まれて 雨に降られて心配…という状況がなくて幸運でしたが やっぱり、屋根ができるとほっとします。 いたってシンプルな屋根ですが、いろいろな色から選べるなかで これまたシンプルに、オフブラックにしてみました。 屋根の上に見えるのは、柚子。 手入れも何もせず、ほうったままの柚子の木ですが、今年も黄色く色づきました。 冬の到来を感じます。 そんなわけで、裏庭の木々にもクリスマスの飾りつけをして、冬じたく。 職人さんたちが、少しでもほっこりとした気持ちになってくれたらいいな…と 思ったりもしているのですが、…それどころではないですよね。笑 屋根の全貌はなかなか見えないのですが、 上から見ると、こんな感じだそうです。(上の写真の右下) よくあるタイプの屋根ですが、地味に気に入っています。 入口のドアにはアンティークのものを使う予定ですが、 強度のことを考えて、塗装をしようと思っています。(もともとは薄いグレー) ペンキの色はまだ決めかねていますが、屋根の色にあわせてオフブラックにしても いいかな…という思いでいます。さて、どうなることやら。 ちょうどその頃、大工さんが取り付け予定のアンティーク窓の詳細を確認されていました。 大工さんたちが立っている部屋が、既存のアトリエで ここから、増築分のテラスへとつながる予定です。 このときはまだ、既存のアトリエ入口がついている状態ですが、 この部分をぶち抜いて、(カーテンポールなどがついている部分) 漆喰壁のトンネル状にして、テラスへと続いていきます。 大工さんが興味深そうに確認している窓は、フランスで使われていた古いもので 実際に使えるのかどうか微妙なグレモン錠がついています。 でも、そこが可愛いので、どうか実用できるようにつけていただければ…と、 ただただ、願うばかり。 はい、こうして既存のアトリエについていたドアなどが解体されて 新しいお部屋へと、無事ぶち抜かれました。 既存のアトリエからは、一段下がってテラスへと続きます。 一段下がることで、より外が近くなり、開放感を感じられるように考えています。 家に居ながら、のんびりと、カフェのような空間を感じられるような、 そんなお部屋ができるといいなと思っています。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-30 21:07
| リノベーション
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コロナ禍で、おうち時間を過ごすことを余儀なくされていた頃、 退屈そうな父に、 「新聞紙ちぎり絵っていうのが静かにはやりはじめているみたいだけれど、やってみる?」 …と、ためしにすすめてみたのがきっかけで、 もう2年近く、父の新聞ちぎり絵制作が続いています。 とはいえ、すすめてみたものの、すすめた本人もやり方をよく知らず とりあえず、私がまったくの自己流で作ってみるところからはじまったのでした。 それが存外に愉しくて、これならやれるんじゃない?と、わくわくしたことを憶えています。 さっそく父に、ためしに1枚作ってみてもらったところ、 貼り方やちぎり方は雑なれど、とっても味わい深い作品ができあがりました。 本人もおそらく、まんざらではなかったのでしょう、 その後も、立て続けに何作か仕上げていき、難しいお題にも挑戦するようになり、 いつしか新聞ちぎり絵は、父の日課のひとつとなりました。 1年ほど続けていたら、作品もだいぶまとまってきました。 その頃から、いつか小さな作品展ができたら楽しいな…と、私がひとり、 こっそりと考えていたのですが、この秋、ようやく実現のはこびとなりました。 いつもワンコを散歩させている森の中に、県民のための小さなギャラリーがあります。 こちらで、11月8日から20日までの2週間近く、開催させていただくことになりました。 会期の頃は、森の木々が秋色に色づきはじめて、本当にきれいでした。 まさに、お散歩がてら、ふらりと立ち寄るのにふさわしい小春日和が続き 幸せな展覧会の日々でした。 会場には、おもに動植物をテーマにした作品が、約40点ほど、ずらりとならびました。 こうして見ると、2年近くこつこつとちぎってきた日々が思い出されて ちょっぴり、きゅんとします…。 そして、まさかのサプライズまで。 会期前日の夜、突然に読売新聞の記者さんから電話をいただき、 翌日に自宅で、そして、翌々日には会場でインタビューと撮影をしていただき 11月9日の朝刊の千葉版に、このちぎり絵展について大きく掲載してくださったのです。 記者の大津さんが、2日にわたって足を運んでくださり 「初めての展覧会、がんばってくださいね」 と、力強いエールを送ってくださって、本当に夢のようなスタートを切ることができました。 おまけに、その数日後にはテレビ局からも取材をしていただき、 午後のニュースの時間に放送していただくという、さらなるサプライズまで! そんなわけで、毎日本当にたくさんのお客様で賑わい 父も、へとへとながらも有意義な2週間を過ごすことができたことと思います。 大好きな寅さんやコロンボ、そしてムーミンなどを題材にした作品もならべて とても楽しい会場になりました。 会期前半は、比較的年齢層が高めであったお客様も、 後半には小学生のお子様なども多くみられ、真剣にながめて感想を聞かせてくれました。 芳名帳には、まるで作文のように長い、素敵なメッセージを書いてくれたり… なんだかもう、私はかげながら涙が出そうなシーンにたくさん遭遇することができました。 この展覧会に向けて、一緒に走ってきた感があり、 私も、心配と嬉しさで、ほぼ毎日、閉館間際の会場に足を運びました。 夫が休みの日は、夫も一緒に。 彼には縁の下の力持ちとして、設営のための準備をかなりがんばってもらいました。 そんな夫が見つめているのはキツネの作品。 何をしているのかと思いきや、手がキツネ…。 会期も後半になると、森の木々の紅葉はぐんと深まり、 イチョウの葉もいつしか、黄金色に染まりました。 時間のある日は、ワンコたちも連れてお散歩がてら会場へ。 おじいちゃんの展覧会のポスターの前でおすわりをしてパチリ。 公園の中の施設なので、抱っこをしていればワンコも会場に入れます。 こうして、長いと思っていた2週間の会期は、秋晴れの続くなか あっという間に過ぎてゆきました。 小さなギャラリーには、1日に200人を超えるお客様がいらしたりと、 本当に、大盛況のうちに終えることのできた父の初個展でした。 (自分の初個展と比べても、羨ましい限りです 笑) これまでは、なんとなく続けていた新聞ちぎり絵だったかもしれませんが 皆さまからのあたたかなご声援をいただいたことで きっと、新たな気持ちで作品を作り続けてくれるんじゃないかな…と期待しています。 「季節の新聞ちぎり絵展」にお運びくださった皆さま、 本当にありがとうございました。 そして、これからも応援していただけましたら、私もとても嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします。 ・ #
by mihodiary
| 2022-11-29 20:10
| ときどき、仕事
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