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![]() 朝から、ずっと雨が降り続いていました。 きのうまでの猛暑日を思うと、本当に恵みの雨。 クーラーも、一日中つかわずに過ごせることの快適さを、存分に味わいました。 でも、せっかく梅の土用干しをはじめたというのに、この雨ではねぇ...。 明日までこんな天気が続くというので、予定変更になりそうです。 ...梅干しのお話は、また今度ということで、きょうはおむすびのお話です。 我が家は、主食を白米から玄米にかえて10年がたちます。 なるべく玄米菜食を心がけるようにしていたら、ずいぶん家族が健康になりました。 玄米は、炊飯器で炊くよりも、土鍋や圧力鍋で炊くほうが断然おいしいので、 ほとんど炊飯器の出番もなくなってしまったのですが、 お料理教室のレッスンのときや、お寿司をつくるときなど、 稀に、白いごはんを炊くことがあります。 きのうが、たまたまそんな日だったので、 炊飯器のなかに、少しだけ白いごはんが残っていました。 そんなわけで、自分のお昼ごはんに...と、おむすびをつくりました。 玄米でつくるおむすびも、しっかりとした噛みごたえで、なかなかにおいしいのです。 ただ、ぽろぽろとくずれやすいのは難点かもしれません。 久しぶりに食べる白米のおむすびは、なんとも贅沢な味がしました。 白いごはんって、こんなにおいしかったのね...と、しみじみ味わってしまいました。 ...炊きたてじゃないのにね。 ![]() おむすびの具は、明太子と鮭。 でも、最近の自分のお気に入りは、明太子マヨネーズと、鮭醤油。 明太子は、そのまま入れるのがおいしいんだよ、などと突っ込まれそうですが、 これはこれでおいしいので許されたし。 それに、おむすびの中身をどうしよう...と、あれこれ考えるのって、 なんだか愉しくないですか? 「かもめ食堂」のように、ざりがにを入れたり、トナカイの肉を入れたりしませんから! (笑) ![]() そんなわけで、まずは「明太子マヨネーズと大葉のおむすび」のつくりかたです。 つくりかた、と言っても、おむすびですので、ご自由に握っていただいて結構です(笑) 明太子をほぐして、マヨネーズであえます。 明太子1/2腹に対して、マヨネーズ小さじ山盛り1くらいでしょうか。これもお好みです。 明太子は、包丁ですーっと切れ目を入れてから、包丁の背でしごいていくと、 無駄なくとれます。 マヨネーズの量はお好みですが、入れすぎるとゆるくなってしまうので、 その加減だけ気をつけていただければ...。 大葉1〜2枚はきれいに洗って、水気をとっておきます。 塩水で手をぬらし、ごはんを茶碗1杯弱ほどとり、 軽く握ったところの真ん中に明太子マヨネーズをしのばせ、 大葉も添えます。そしてふたたび、かたちをつくりながら握り、海苔を巻きます。 最後に、おむすびのてっぺんに大葉をさしこむようにして、明太マヨネーズを添えます。 ![]() 次に、鮭醤油のおむすびです。 塩鮭を焼き、身をほぐします。 ごはんを必要な量だけ、ボウルにうつし、ほぐした鮭と醤油、白の煎りゴマであえます。 あとは、握って、海苔で巻きます。 お醤油味がついているので、塩はつかいません。 できあがったおむすびは、竹の皮で包みます。 通気性がよいので、ごはんが蒸れず、乾きにくいのですね。 また、竹の皮には防腐作用があるので、食中毒予防にもなります。 見た目にも、なぜだか素朴でおいしそうですよね。 そうそう、それから、おむすびは「むすぶ」ものだそうです。 むすびとは、「神産(かみむす)び」から由来する言葉だそうで、 人が、手で米飯を、心をこめて「むすぶ」ことによって、おむすびの中に霊魂が宿り、 人と神さまが結ばれるのだそうですよ。 なるほど〜。それなら、これからもせっせと、おむすびをつくらねば! ![]() 余談ですが、先日こんなものを買ってしまいました。 キティちゃんのおむすびケースです。年甲斐も無くすみません。 これがあると、バッグの中で、おむすびが潰れなくて便利です。 ...て、さっき竹の皮で包む話をしたばかりなのに、これってどうよ、ってハナシですが。 まぁ、世の中には、こういう便利グッズもあるよん、っていうことで...(笑) TPOに応じて、使い分けたらよいのでは、と思います。 おいしいおむすびは、日本人のココロです。これからも、たくさん食べましょう(笑) #
by mihodiary
| 2010-07-29 22:07
| 日々のことごと
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![]() 今年は不作と思っていた我が家のベリーですが、 タルトをつくったり、デザートに添えたり...と、フレッシュなベリーを愉しんだあとは、 毎朝、収穫するたびに、冷凍庫で保存、保存。 いつのまにやら、ずいぶんとまとまった量になっていました。 ラズベリーにブルーベリー、ブラックベリーにレッドカラント...。 そんな我が家のベリーたちをつかって、今年もジャム作りです。 ミックスベリーのジャムです。 ![]() ベリーをお鍋にうつして、ベリーの重さの30%ほどのお砂糖とレモン汁をくわえて、 ことこと、ことこと...。 お鍋から、甘酸っぱい香りがたちのぼり、部屋中が、ベリーの香りでみたされます。 煮詰めたベリーは、丁寧に裏ごしをして、さらに煮詰めます。 こうしてできあがったジャムは、煮沸消毒をしたガラス瓶に詰めていきます。 ![]() 我が家のジャムは、甘さひかえめ。 自家栽培の、...というよりも、世話らしい世話もほとんどしないまま、 力強く育ってくれたベリーで作るジャムは、滋味深く、野性的な甘酸っぱさ。 全粒粉をつかって素朴に焼き上げたスコーンなどに添えて、 しみじみと味わいたいと思います。 ...夏の、ほろ苦く、甘酸っぱい思い出みたいね。 ![]() そうそう。 ベリーが思いのほか、たくさんあったので、 ほんのわずかばかりを、ベリーのお酒にしてみようと思って、 これまた、漬け込んでみました。 ![]() 実験だから、こんなにちょっぴり。...お見せするのも恥ずかしいほど(笑) でも、お酒が滅法弱くなってしまった私に、ちょうどいいみたい...。 ベリーの赤いお酒なんて、ラブリーだなぁ。 こちらは、3ヶ月後のおたのしみ。 ベリーでほろ酔い。その頃は、気持ちのよい秋風が吹いているのかな。 #
by mihodiary
| 2010-07-27 22:06
| 日々のことごと
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Comments(2)
![]() すっかり、トマトのスイーツの虜になって、 あれこれ、いろいろ作ってみました。 トマトのコンフィチュールからはじまって、トマトのムースに、トマトのソルベ。 完熟のトマトを、ざく切りにして撹拌して、裏ごしして。 そのプロセスは、どれもさほどかわらないのですが、 ちょっとした手間ひまや、生クリームやゼラチンの量、 そんな、微妙な匙加減が、食感や風味を変えてゆきます。 そして、おいしさはお好みがあるかと思いますが、私は“ソルベ”の食感が もっともトマトに似合うような気がしました。 ![]() トマトは、ムースに仕上げようとしても、なかなか固まらないのですね。 そして、独特の繊維質(?)のせいか、つるんとしたなめらかさというよりは、 ざらりとした舌触りが、どうしても残ってしまうのです。 トマトは、じっくりと煮詰めて、丁寧に裏ごしをすることが必須のようですが、 それでも、まだまだ不十分で、どうも消化不良というのか、なんともかんとも...なのでした。 フレッシュなトマトを使うと難しいという場合には、 トマトのホール缶を使う...という方法もあるにはあるのですが、 せっかく、トマトがおいしい夏なのに! と思ったら、 やっぱりここは、フレッシュトマトを使いたいですよね。 アイスクリームにしても、とろりとしたクリーミーさには欠けてしまうのかもしれません。 でも、ソルベのシャリシャリとした食感には、ぴったりなのです。 そこで、今回、おいしくできたトマトのソルベのレシピをご紹介しますね。 まだまだ、発展途上のレシピですが、これでもじゅうぶんおいしいと思います。 バジルの風味もあわさって、すっきり、夏の味です。 フレッシュトマトとバジルのソルベのつくりかた 材料: トマト・・・・・・・・・・・・・大4個 生クリームまたは牛乳・・・・・・1/2カップ はちみつ・・・・・・・・・・・・100g 塩・・・・・・・・・・・・・・・少々 バジル・・・・・・・・・・・・・8枚 つくりかた: 1. 鍋に生クリーム(または牛乳)を入れ、沸騰する直前まであたため、はちみつ、塩、バジルの葉を5枚くわえて冷ます。 2. トマトはヘタをとって4つ割りにして、ミキサーにかけて裏ごしする。 3. (2)のトマトに、バジルを取りのぞいた(1)を少しずつくわえて、残りのバジルの葉をみじん切りにしてくわえ、容器に入れて冷凍庫で固める。 4. ある程度固まったら、スプーンでかき混ぜる。ときどき冷凍庫から出してかき混ぜる...という作業を3回程度くり返す。(または、フードプロセッサーで撹拌してもよい) ![]() 夏にぴったりの、爽やかデザートです。 ソルベのおいしさに開眼(笑)してしまった私は、 ついでに、レモンのソルベもつくってみました。 レモンと大葉のソルベです。 ![]() 淡く、グリーンの粒が見えるでしょうか。大葉です。 レモンだけだと、イタリアの雰囲気ですが、大葉がくわわることで、 どことなく和のテイストです。 後味がすっきりとして、お食事のあとのお口直しにちょうどよさそうです。 夏のひんやりスイーツで、この猛暑をなんとか乗り切っていかなければ...。 暑さ厳しき折り、どうかご自愛くださいね。 #
by mihodiary
| 2010-07-26 20:05
| あまいもの、少しだけ
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![]() 先日、ことことと作ったトマトのコンフィチュールをつかって、 きょうは、かんたんなおひるごはんです。 スライスしたバゲットに、バターを塗って、 トマトのコンフィチュールをたっぷりと。 庭からパセリとバジルを摘んできて、パセリはこまかくみじん切り。 コンフィチュールのうえに、刻みパセリをちらして、 バジルの葉を、ちょこんと添えたら、できあがり。 トマトの酸味と、はちみつの甘みが同居した風味のコンフィチュールが、 甘すぎず、酸っぱすぎず...で、いい感じ。 夏は、キッチンに立つ時間もなるべく短くすませたいし、 ガスの火や、オーブンの熱で、部屋が暑くなるのもいやですね。 食欲は落ちているけれど、食べないとバテてしまいそう。 ...そんな夏のお昼ごはんこそ、シンプルがうれしいです。 ![]() #
by mihodiary
| 2010-07-22 14:19
| 日々のことごと
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![]() きょうは、東京地方はこの夏いちばんの暑さ。猛暑日なのだとか。 こう暑いと、さすがに何もやる気がせず、仕事ものろのろペースです。 そんなわけで、昨日につづいて、あまいもののお話です。 朝、起きるとまず、コーヒーをいれるのですが、 ポットに残ったコーヒーを、ぼんやりとながめていたら、 ふと、コーヒーゼリーを作りたくなりました。 ほろ苦いところに、たらりとミルクをたらしていただくコーヒーゼリー。 市販のものは、ゼリーそのものがあまったるくて、 コーヒーのほろ苦さが味わえないものが多いような気がしますが、 自分で作ると、苦さも調節できて、コーヒーそのもののおいしさを味わえます。 かつて、銀座のエルメスのカフェで、奮発してコーヒーゼリーをいただきました。 ...正しくは、Gelee au Café だったかな。 緊張を余儀なくされるような店内だったので、 のんびりとくつろいで味わった記憶はないのですが、 コーヒーゼリーとモカのアイスクリーム、 そしてホイップクリームが三層になっていて、そのシックな色合いがきれいでした。 そんな、記憶のなかのエルメスのコーヒーゼリーを辿りながら、 ほろ苦なコーヒーゼリーを作ってみました。 ![]() コーヒーゼリー エルメス風のつくりかた 材料: 4〜6人分 【コーヒーゼリー】 インスタントコーヒー・・・・・・・・・・・大さじ2〜4 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・600cc (コーヒーメーカーでコーヒーを入れて作る場合は、濃いめに入れて600cc分) きび砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3〜4 板ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・12〜15g コーヒーリキュール・・・・・・・・・・・・大さじ2 【コーヒームース】 インスタントコーヒー・・・・・・・・・・・大さじ2 牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200cc 卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個分 きび砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3〜4 板ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・6g 生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・150cc ※インスタントコーヒーは、エスプレッソ風味をつかうと、よりおいしくなると思います。 ![]() つくりかた: 1. まずは、コーヒーゼリーから。板ゼラチンを冷水でもどす。 2. 鍋に分量の水を入れて火にかけて、コーヒーときび砂糖をくわえて沸騰直前まであたためて溶かし、火からおろして、もどしたゼラチンをくわえて溶かす。鍋底を氷水にあてながら冷やし、とろみがつくまでゆっくりとかきまぜ、ガラスの器に半分くらいまで注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。 ![]() 3. 次にコーヒームースを作る。鍋に牛乳とインスタントコーヒーを入れ、沸騰直前まであたためる。板ゼラチンは冷水につけてもどす。 4. ボウルに卵黄をほぐし、きび砂糖をくわえてすり混ぜ、(3)を少しずつくわえて混ぜ、鍋に戻して弱火でかるくとろみがつくまで、ゆっくりとかき混ぜながらあたためる。火からおろして、ゼラチンをくわえて溶かし、鍋底を氷水にあてて冷やす。 5. (4)に生クリームを少しずつくわえて、とろみがつくまでゴムべらでかき混ぜながら冷やす。 6. (2)で冷やし固めたコーヒーゼリーのうえに、(5)のコーヒームースを流し入れて、さらに冷蔵庫で冷やし固める。 ![]() コーヒームースが固まったら、 ホイップクリーム、またはバニラアイスクリームをのせてできあがり。 濃いブラウン、カフェオレのようなベージュ、そして、白。 三層になったブラウン系のグラデーションが、シックです。 甘さもひかえめなので、きっとオトナ味。...エルメス的です(笑) ぜひ、つくってみてくださいね。 ![]() #
by mihodiary
| 2010-07-21 16:37
| あまいもの、少しだけ
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Comments(2)
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