リンク
以前の記事
2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 more... カテゴリ
日々のことごと 週末ごはん あまいもの、少しだけ お散歩、とことこ こよみぐらし ちくちく、手仕事 ひとりごと 大切な家族 ときどき、仕事 お料理教室のあれこれ つくってみよう おべんと1週間 着物屋くるり 著書のこと お気に入り おしらせ ライフログ
最新の記事
ブログジャンル
|
1 ![]() 某誌の断捨離特集で、扉イラストを描かせていただきました。 「描いていただくにあたって、ぜひご一読ください」 と、編集部より頂戴した『断捨離』(やましたひでこ著 マガジンハウス刊)。 ベストセラーだったので、すでに読まれている方も多いかと思いますが、 ベストセラーは、よほどのことがない限り、ほとんど読まないというひねくれ者の私は、 こちらもまた、もちろん知ってはいたものの、未読でした。 ...と、そんなわけで、大変遅ればせながら、読ませていただきました。 よくある片づけ術の本なんでしょ、と思いきや、いえいえ。 まったく別の視点で、興味深く、グイグイと惹き込まれるまま、 あっというまに読んでしまいました。 まず、断捨離という言葉の響きがいいですね。 一度聞いたら、忘れられないインパクトがあります。 そして、新片づけ術とうたっていますが、いわゆる収納術などとは一線を画しています。 おびただしく、ひしめきあうモノ、モノが、私たちの暮らしを押しつぶす。 その、おびただしいモノのなかで、いったい、本当に必要なモノはどれだけあるのか。 モノは、いま現在という時間軸において、使ってこそ有意義なのであり、 必要とされる場所へ、あるべき場所へあってこそ美しい。 不要なモノを片づけて(しまい込むという意味ではなく)、 必要なものだけが手元に残ったとき、本来の、そして新しい自分自身が 鮮明に見えてくる...ということです。 『断捨離』においては、「いま」という時間軸が、とても重要。 「いつか、そのうち」という、至極曖昧な時間軸で、モノに執着し、 手放せずにいることって、多いですね。 「高価だったから」という理由も、またしかり。 でも、それらのしがらみから解放されたとき、人はもっと自由になれるし しあわせを感じることができるという...、 まぁ、本の内容はこのへんにして、ご興味があれば、ぜひご一読ください。 仕事とはいえ、イラストを描きながらも、いろいろと考えさせられました。 今週、仕事がいろいろと詰まっていたため、仕事部屋も資料が散乱。 まさに、断捨離が必要な状態です。 この波が去ったら、少しずつ、断捨離していきたいと思っています。 ![]() 発売が来月の下旬になりますので、雑誌の詳細はその頃ご紹介しますね。 残暑の厳しさのせいか、はたまた〆切のせいか、今週はかなりハードな一週間でした。 おかげでブログも滞ってましたね、ごめんなさい。 断捨離、断捨離と、日々、目に耳にしていたせいか、 「断捨離しなくちゃ」 という気持ちばかりが焦り...、 とりあえず、お財布の中身を断捨離しました。 ←こういうのもアリです。お試し下さい! 不要なレシートや、ポイントカードなどを捨てて、キレイにすっきり! ...あとは、諭吉さんの到来を待つばかりです(笑) ▲
by mihodiary
| 2010-08-29 19:38
| ときどき、仕事
|
Comments(6)
![]() 何年かぶりに、地元の夏まつりに出かけてきました。 御神輿が出るので、それを、ちらりと見てきただけなのですが。 本当は、それを口実に、今夏最後の浴衣を愉しみたかった...というのが正直なところ。 でも、おかげで今夏は、2度袖を通すことができました。 私の場合、ひと夏に2度浴衣に袖を通せれば上等。 本当なら、お盆にも着たかったくらいですが、連日の猛暑と、面倒くささに断念。 ...だめですね。 きょうは、昨年、日本橋の“竺仙”さんでお仕立てした浴衣を、 昨年とは雰囲気を変えて、芥子色の帯をあわせて、少し明るくしてみました。 なんの柄でしょう。松ぼっくりなんですよ。 ![]() 通りには、たくさんの屋台がひしめき、多くの人で賑わっていました。 りんご飴にあんず飴、ラムネにかき氷、...昔ながらの懐かしいものがいっぱい。 真っ赤っかなりんご飴も、キッチュなまでに色とりどりのかき氷のシロップも、 お祭りの日だけは無礼講のように思えてしまいます。 ...買わずに通り過ぎてしまったのだけれど(笑) ![]() 先日、テレビで“金魚すくいの達人”とかいう方が出ていて、 上手に金魚をすくう方法を伝授していたのを思い出し、俄然ためしてみたくなりました。 ポイ(あの、すくうやつね)の、紙の貼ってある面を確認するところからはじまり、 浸し方や角度まで、かなり慎重に、ホンキで臨んだつもりなのですが... いともかんたんに、ぺろんと破れてしまい、あっというまに敗退です。 悔しいので、2回挑戦しましたが、2回とも惨敗。 おじさんに、小さな金魚を2匹貰いました。 ![]() 御神輿が通るのをながめて、冷たいものを飲んで、 すこしだけ通りをふらふらと散歩して、すぐに退散しました。 ![]() お祭りに来たはずなのに、町の隅っこの、こんなどうでもいい場所を散策。 パトロールしていると、おかしな看板などに出くわすことがあります。 地元なのに、知らないことがたくさんあるなぁ(笑) このまままっすぐ歩いていると、若乃花のちゃんこダイニングが中途半端に取り壊され、 哀しい風情を放っていたり...。夏の終わりに似て、切ないです。 ![]() 細い路地をちょっと入ると、 昭和風情のレトロな構えのお店があったり、古い格子戸があったり...と、 お祭りそっちのけで、すっかりお散歩を満喫しました。 帰る頃には、いつのまにやら暑さもおさまり、 夕方には、すっかり秋の風に変わっていました。 そうそう、思い出しました。 この夏まつりが終わると、夏も終わりだなぁ...と、いつも感じていたことを。 浴衣も、おそらく今日で着納め。 やっぱり、夏の終わりは、ちょっぴり寂しいですね。 お祭りの喧噪と人いきれに疲れてしまったので、場所を移動しました。 1日の終わりは、やっぱりここでひと休み。ラテが沁みます...。 ささやかな、夏の日曜日でした。 ![]() ▲
by mihodiary
| 2010-08-22 23:00
| お散歩、とことこ
|
Comments(4)
![]() 覚悟はしていたものの、残暑厳しい今日この頃。 ここのところ、午後になると、自宅のクーラーが効いてる気がせず、 仕事もはかどらないまま、近所のカフェやお店に避難すること、しばしばです。 ひんやりした空気のなかで、のんびり冷たいラテを飲んで、 あたりが薄暗くなってきた頃に家に戻ると、部屋も少しは涼しく、 私も、まともな思考回路で、ふたたび仕事にとりかかれる...というわけです。 ...はやく、涼しくなってほしいですねぇ。 そんな夏の午後は、 冷蔵庫のなかに、喉ごしのよい、ひんやりデザートがあるとうれしいもの。 我が家の、夏の定番おやつのひとつに、杏仁豆腐があります。 杏仁豆腐は、ずいぶん前から作りつづけていたけれど、 試行錯誤をかさねて、ようやくいまのレシピにたどりつきました。 杏仁豆腐といえば、寒天でつるんとかためて、菱形にカットされたものが シロップのなかでフルーツといっしょに浮いているような、 いわゆる、オーソドックスな中華料理の食後のデザートのようなものと、 ゼラチンをつかった、クリーミーで、まったりとした食感のものがありますが、 私は、断然後者が好みです。 行きつけの中華料理屋さんがあるのですが、そちらでいただく杏仁豆腐がおいしくて、 その味に近づけようと、配合をかえたりして、 ああでもない、こうでもない...と、作っているうちに、 できあがったのが、この杏仁豆腐。 口どけがよく、とろんとクリーミーで、濃厚なコクがあって...。 そして、ココナッツミルクをくわえることで、さらに深みのある アジアンな味わいになりました。 騙されたと思って、ぜひ作ってみてください。 夏にかかせないデザートになることと思います。 ![]() ココナッツミルク入り杏仁豆腐のつくりかた 材料: 6人分 板ゼラチン・・・・・・・・・・・12g 杏仁霜・・・・・・・・・・・・・50g グラニュー糖・・・・・・・・・・60g 牛乳・・・・・・・・・・・・・・600cc ココナッツミルク・・・・・・・・200ml 生クリーム・・・・・・・・・・・200ml 【シロップ】 水・・・・・・・・・・・・・・・200cc グラニュー糖・・・・・・・・・・50g レモン汁・・・・・・・・・・・・少々 つくりかた: 1. 板ゼラチンは、たっぷりの冷水に1枚ずつ入れ、やわらかくもどす。 2. 鍋に、杏仁霜とグラニュー糖を入れてよく混ぜてから、牛乳を少しずつくわえ、ココナッツミルクもくわえて火にかける。木べらで混ぜながら、沸騰してとろみがつくまで煮る。 3. 火からおろして(1)のゼラチンの水をよく切って加え、かきまぜて溶かす。鍋底を冷水にあてて粗熱をとり、生クリームをくわえて混ぜ、ある程度とろみがつくまでかき混ぜて、器に入れて冷蔵庫で冷やしかためる。 4. シロップをつくる。小鍋に、水とグラニュー糖を入れて沸騰させ、少し煮詰めてシロップをつくる。冷ましてから、レモン汁をくわえる。 5. いただくときに、杏仁豆腐にシロップをかけ、あればクコの実やフルーツなどを添える。 ![]() 杏仁豆腐を冷やしかためるときに、 大きめのボウルなどに入れてかためて、かたまったら、大きめのスプーンで、 個々の器にすくって盛りつける...というスタイルも、カジュアルで愉しいし、 はじめから個々の器に入れて冷やしかためる...というスタイルも、 杏仁豆腐の白さが際立ち、凛としていてきれいです。 カラフルに、フルーツを添えたり、フルーツソースをかけたりして カフェ風に、かわいらしく盛り合わせるのも愉しいですね。 でも、きょうは、うんとシンプルに。 杏仁豆腐の白と、クコの実の朱赤のコントラストをいかして、 きりりと、大人な雰囲気に仕上げてみました。 ...適当なフルーツがなかったというのと、庭のミントが全滅していた、というのが ホントの理由です(笑) 我が家の冷蔵庫のなかには、いま 器に入った真っ白な杏仁豆腐たちが、きちんと整列しています。 仕事の手を休めてほっといと息...というときの、極上のお愉しみになりそうです。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-18 23:22
| あまいもの、少しだけ
|
Comments(2)
![]() サンマが出まわる季節になりました。 先日、我が家でも、初サンマをいただいたばかり。 サンマは、なんと言っても、塩焼きにして、大根おろしとスダチを添えて... というのが、定番中の定番として、最高だと思うのですが、 ときには手をかけて、ビールのおつまみにもよさそうなアレンジ料理を 作ってみるのも愉しいです。 こんなとき参考になるのは、 ダイニングバーのような居酒屋メニューのお料理。 創作系が多くて、メニューをながめているだけでも愉しいお店がいっぱいありますね。 私、けっこう好きなのです(笑) こちらは、たしか自由が丘のダイニングバーで出していたスタイル。 梅と大葉とサンマのロール巻きの串刺しです。(そんな名前じゃなかったと思う) とってもおいしくて、可愛かったので、 以来、我が家の定番サンマ料理のひとつになっています。 作ってみると、とっても簡単で、つくる行程もなかなか愉しいのです。 ![]() サンマは3枚におろし、さらに、縦半分に包丁で切ります。 それを、さらに3等分くらいに切ります。 3等分くらいにしたものが、下の写真です。 ![]() この要領で、サンマロールを串に4〜5つくらいさして、グリルで焼くだけ。 焼くときに、かるく塩をふります。 ![]() あんまり簡単なので、レシピらしいレシピになっていなくて、ごめんなさい。 でも、ふだんのサンマが、ちょっぴりドレスアップ (...とはいえ、居酒屋風ですが 笑) しているでしょ? お客さまがみえるときに、簡単な突きだしとして、いかがでしょう。 ビールが、くいくいすすんでしまうこと、うけあいです。いいなぁ。 そうそう、こちらはラッキーヱビス。 本来は瓶のラベルのみ、数百本に1本くらいの割合で出荷されているというもので、 それこそ、当たればラッキー! という稀少な存在らしいのですが、 こちらは缶のラッキーヱビス。いまなら、もれなく手に入ります(笑) 恵比寿様のにっこり笑顔につられて、ついつい買ってしまいました...。 追記: 目黒に住んでいたのに、目黒のさんま祭りに一度も行かなかったことが悔やまれる 今日この頃。あぁ、私ってば。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-17 20:13
| 週末ごはん
|
Comments(2)
![]() お盆です。 私にとっては、1年のうちで、お正月にならんで厳かな気持ちになる時期です。 毎年欠かすことなく、迎え火をしてご先祖さまをお迎えに行き、 親戚が集まって、食事をしたり、お団子をいただいたり。 そして、送り火をして「また来年ね」と言ってお送りします。 子どもの頃、お盆になると親戚のお姉ちゃんたちに遊んでもらえるのが嬉しくて、 大好きな行事だったのを覚えています。 昼間は、お姉ちゃんたちに手をひかれながら、近所に遊びに行くのですが、 うっかり昆虫をつかまえたりすると、おこられたりして(笑) 夕方になると、お揃いの浴衣に着替えて、 小さな子ども用の提灯のあかりを灯して、 消さないように緊張しながら、 慣れない下駄で、そろそろと歩いてお迎えに行ったものです。 夜は、小さな打ち上げ花火や、ねずみ花火、 そして、おしまいに線香花火に火をつけて... 花火が、1本、また1本と、減っていくのが、なんとも寂しかったなぁ。 そんなお盆の過ごしかたは、時を経ても変わらず、 でも、いつのまにか、親戚の子どもたちがはしゃいでいるのを後ろでながめながら、 30年以上も前のことを思い出すようになっている自分に、はっとさせられたり。 ...なかなか、感慨深いです。 さてさて、写真は、ミソハギの花。 先日、お花屋さんの店先で、可愛らしく束になっていたので、 母に花の名前をたずねると、ミソハギだと教えてくれました。 「ほら、お盆のときに、水につけてパシャパシャッてやる、あの花よ」 ...と言われて、納得。あ、そうか。 ミソハギは、禊ぎ萩が略されて、その名になったのだとか。 禊ぎは、水を注いで悪霊をはらうことで、 お盆には、この枝を水に浸して、仏前の供物に禊をしたり、 玄関先でおはらいをして、ご先祖さまをお迎えしたりしますね。 そんなわけで「盆花」とも呼ばれているのだそう。 彼岸花に、盆花。なるほど〜。 ![]() こちらもお盆らしく、ほおずき。 お盆に、ご先祖さまが帰られるときの、導きの提灯とされていますね。 玄関に飾っておくと、魔除けにもなるようです。 私は...というと、このほおずき、現在乾燥中。 毎年、ハロウィンを愉しむ季節にむけて、ドライにしておきます。 このつづきは、また別のおはなし...。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-14 13:23
| 日々のことごと
|
Comments(2)
![]() ただいま、絶賛夏バテ中です。 こうなると、お昼ごはんなど、ほとんど受けつけず、 食べなければ、体力もつかないので、さらにバテバテに...という、悪循環スパイラル。 そんなとき、喉ごしのよい麺類は、夏場の強い味方。 冷たい麺なら、なおさらです。 「冷やし中華はじめました」というのぼりがはためく景色も好きで、 冷やし中華や、冷やしつけ麺などがはじまると、 一度は食べに出かけます。(あれ、少ない?) 冷やし中華は、家でももちろん作ってみるのですが、 おいしく作ろうと思うと、存外難しいもの。 タレの酸っぱさ加減とかが、難しいのですねぇ、きっと。 具も、きゅうりやハムの細切りとか、錦糸卵とか、なんだかありきたり。 そんなわけで、いつもの冷やし中華を、韓国風にアレンジしてみました。 ナムルをのせるだけのシンプル麺ですが、ヘルシーでおいしい! ここのところ、麺のお話がつづいていますが、 これも、お気に入りメニューのひとつになりました。 ![]() 用意するものは、中華麺とナムル。 ナムルは、市販のおいしいものをつかいました。 キムチやナムルなど、韓国のお惣菜を買うのに、ときどき利用しているお店が デパートの地下にあるのですが、販売員の方もみんな韓国の人で、 その場に立ち寄ると、なんとなく本場の空気がただよって、愉しいです。 大根ともやし、ゼンマイとほうれんそうのナムルを包んでもらっていたら、 特製のコチュジャンをすすめられました。 たしか、まだ冷蔵庫にあったはず...と思ったので、 ナムルだけを買って、一度お店を出たのですが、 やっぱり、あのコチュジャンはおいしそうだった! ...そう思って、もういちどお店に戻り、販売員の女性にコチュジャンを渡すと、 「ア、マタキマシタネ! 」 と言われ、なんだか可笑しくて、ふきだしてしまいました。 すると、その女性。 「アレ、ワタシ、ヘンナコトイイマシタカ? ニホンゴ、ヘタクソナノデ、オカシカッタライッテクダサイネ」 と、顔を赤らめて言う仕草が、とっても可愛かったです。 韓国風ナムル涼麺のつくりかた 材料: 2人分 中華麺 ナムル コチュジャン・・・・・・・・・・・大さじ2 しょうゆ・・・・・・・・・・・・・大さじ1 めんつゆ・・・・・・・・・・・・・大さじ2 酒・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1/2 豆板醤・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2〜1 すし酢・・・・・・・・・・・・・・大さじ2 すりごま・・・・・・・・・・・・・大さじ1 ごま油・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 おろしにんにく・・・・・・・・・・小さじ1 つくりかた: 1. 中華麺を茹でて、流水でぬめりをとりながら冷やして、水気を切る。 2. コチュジャンからおろしにんにくまでの材料をあわせ、タレをつくる。 3. 器に麺を盛り、タレをお好みの量だけかけて、ナムルをのせる。 タレも、コチュジャンをつかった韓国風。コクがあって、ピリッとした甘辛です。 私は、仕上げに、半熟のゆで卵と、糸唐辛子、香菜を添えました。 喉ごしがよいからといって、つるつると冷たい麺ばかり啜るのもどうかと思いますが、 その分、少しでも野菜を摂るようにしています。 それにしても、今年のこの暑さ。 秋に疲れがどっと出そうな予感だなぁ...。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-11 20:36
| 週末ごはん
|
Comments(2)
![]() 自家製の“食べるラー油”がおいしくて、 冷ややっこに、焼きなすに...と、なんでもかんでもラー油、ラー油。 そんなわけで、あっという間にきらしてしまう我が家のラー油。 先日、島唐辛子が売っていたので、買ってみました。 ころんとしていて、鮮やかな朱赤色です。 さっそく、島唐辛子をつかって、ラー油を作りました。ますます、気分ですね。 ![]() きょうは、このラー油に挽肉をあわせて、挽肉ラー油をつくりました。 この挽肉ラー油が、旨いのなんの...(笑) いろいろなお料理に使えそうです。 私は、冷やしうどんにあえて、エスニックうどん。 ひとり分でも、無駄なく作れるので、夏のかんたんおひるにもってこいです。 挽肉ラー油の冷やしぶっかけうどんのつくりかた 材料: 2人分 豚挽肉・・・・・・・・・・・・・・・・100g しょうがのみじん切り・・・・・・・・・大さじ1/2 塩こしょう・・・・・・・・・・・・・・各少々 食べるラー油・・・・・・・・・・・・・約大さじ2 冷凍うどん・・・・・・・・・・・・・・2玉 めんつゆ・・・・・・・・・・・・・・・適宜 温泉卵・・・・・・・・・・・・・・・・2個 あさつきの小口切り・・・・・・・・・・適宜 香菜・・・・・・・・・・・・・・・・・1枝 糸唐辛子(あれば)・・・・・・・・・・・適宜 サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 つくりかた: 1. フライパンにサラダ油を入れ、しょうがのみじん切りを香りが出るまで炒め、豚挽肉をくわえて、ぽろぽろになるまで炒める。塩こしょうをふって、ラー油をくわえて混ぜあわせる。 2. 冷凍うどんを、熱湯で約1分茹でて、流水でぬめりをとりながら冷やして、水気をよく切る。 3. 器にうどんを盛り、(1)の挽肉ラー油をのせ、さらに食べるラー油(分量外)をお好みでたらして、温泉卵、あさつき、香菜、糸唐辛子を添える。めんつゆは別添にして、お好みでかけていただきます。 ※自家製ラー油のつくりかたは、こちらでご紹介していますが、もちろん市販のものをお使いいただいても結構です。 ※冷凍うどんは、しこしことした食感のおいしい讃岐うどんがおすすめです。 ラー油と香菜の組み合わせのせいか、かなりエスニック色が強く、 アジアンテイストなうどんをお愉しみいただけると思います。 私は香菜が大好きなので、ふんだんに添えてしまうのですが、 あの臭みが苦手...という方なら、色どりに、水菜などで代用してもいいですね。 しゃきしゃきとして、それもまたおいしそう。 このエスニックうどん、思いつきで何となく作って食べたら、 あまりのおいしさと、簡単さに、すっかり病みつきです。 台北焼きそばなどの平打ち麺をつかって、 あたたかく仕上げてもおいしいだろうなぁ。 おいしいものを考えている時間は、もうそれだけでシアワセなのです。 ...ところで私、何度「ラー油」とつぶやいたんだろう。 相当ラー油に首ったけです。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-09 18:45
| 週末ごはん
|
Comments(2)
![]() 毎年恒例の、夏の行事。 地元の花火大会に、家族揃って出かけてきました。 5年くらい前から、この花火大会だけはかかさず特別鑑賞券を買って、家族で出かけています。 港の見える小高い丘の上が、特別鑑賞席で、 夕方になると、折りたたみの椅子と、お弁当に、おつまみにビール、ワイン... などなどを持って、丘の上までの木陰の道を歩いていくのです。 夕方とはいえ、まだまだ日の高い夏の午後。 丘の上に辿り着く頃には、すでにひと汗かいてしまっている状態です。 そんなわけで、レジャーシートを敷いて、場所を確保したあとは、 「とりあえず、ビール」 となるわけです(笑) ...こんなときのビールは、とびきりおいしいのでしょうね。 ビールが飲めないのって、なんだか損をしているような気分です。(私のことです) ![]() ここで、暗くなるまで、しばらくピクニックタイムです。 誰もが、持参したおつまみなどをひろげて、愉しそうにお酒を呑んでいます。 この、花火を待つあいだの、まったりとした時間も悪くないのです。 ![]() このくらい日が暮れてくると、だいぶ気持ちが盛り上がってきます。 夕陽が沈みはじめると、本当にはやくて、 あっというまに、空が紫色になってきます。 夏の、この時間って、いいですね。 19時半をまわると、ようやく、夜空がひろがりました。 いよいよ、花火が打ち上がります。 ![]() ことしの打ち上げは、8000発だとか。 隅田川の2万発(...でいいんだっけ?)に比べたら、少ないですね。 でも、ことしの花火は、いつになくダイナミックで美しかったです。 地響きがするような、ドーンという音や、 花開くときの、パーン、という音がいいのですよね。 火薬の香りがそこはかとなくして、まるで、すぐそばまで火の粉が降ってくるような。 空を見上げる首が痛いのも、下駄の鼻緒が痛いのも、みんな忘れて、 夏の夜の花火を、こころゆくまで堪能しました。 これが終わると、夏も終わる気がして、 丘のうえに、涼やかな夏の夜風が吹くと、 心地よさとともに、なんとなく寂しい気持ちがするものです。 ...また、来年の夏にね。 ![]() オマケ 浴衣の着付けも、ひと苦労。 まだ、暑い時間帯に着付けるので、 しばし、クーラーの下で、涼み中。 ...すでに、ちょっぴりお疲れ気味です。 「もうしばらく、このままで...笑」 ▲
by mihodiary
| 2010-08-08 19:21
| 日々のことごと
|
Comments(4)
![]() かつて、東横線沿線に住んでいた頃、 渋谷の東横のれん街が近くて便利だったので、よく利用していました。 なかでも、お気に入りはドゥ・マゴのパンと、DEAN&DELUCAのデリ。 仕事の打ち合わせなどで帰りが遅くなって、食事をつくる気力のないときや、 実家に戻るときの、ちょっとしたおみやげに...と、 サラダやパスタなどのデリを2〜3種類、そしてスイーツを少し買うのが愉しいのです。 デリといっしょに、ドゥ・マゴのパンがあれば、言うことなしです。 そんな、DEAN&DELUCAのデリ。 とくに、これは! と思ったのが、1〜2年前の今頃販売していた “鮪と水菜のカッペリーニ”です。...今年はないのかな。 かるく炙った鮪と、しゃきっとした水菜が、カッペリーニにあえてあるのですが、 だし汁をゼラチンでふるふるに固めたジュレがのせてあって、 そのジュレが、ほどよく溶けると、薄口醤油の和風な雰囲気なのです。 そして、味の決め手は、タプナード。 タプナードは、南仏ではポピュラーなペーストですが、ベースは黒オリーブ。 ほかに、オリーブオイル、ケッパー、アンチョビー、ツナ...などをつかって作ります。 南仏のペーストなのに、だし汁のジュレとあわさることで、 個性的で、でも、きちんと和風な、独特な味に仕上がっているというところに、 見事にハマってしまいました。 お店でいただく、おいしいお料理などは、 家に帰ってから、できるところまで再現してみるのが好きで、 このカッペリーニも、当時、裏の表示を穴のあくほど読んで、 あとは、味の記憶をたよりに、あれこれ試行錯誤したものです。 そんな、鮪と水菜のカッペリーニが、今日、思い立ったように食べたくなって あの頃の記憶を辿りながら、ふたたび作ってみました。 ![]() オリーブって、苦手なひとも多いようですね。 おいしいのになぁ。私はこの缶詰のものが好きです。種のないものがいいですね。 あと、アンチョビー入りのグリーンオリーブも、お酒のおつまみにいいですね。 そして、アンチョビーはGABANの缶詰がおすすめです。 使いきらずに残ったものは、小さいタッパーに、オイルごと入れて冷凍保存すると、 使いたいときに、冷凍のままフォークなどでとりだして使えて便利です。 タプナードのつくりかた 材料: ブラックオリーブ(種なし)・・・・・・・・・1缶(170g) アンチョビー(フィレ)・・・・・・・・・・・1/2缶(5〜6枚) ケッパー・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 にんにくのみじん切り・・・・・・・・・・・1かけ分 オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・50cc 以上の材料をあわせて、すべてフードプロセッサーで撹拌してできあがりです。 お好みで、ツナを1缶くわえて撹拌してもよいでしょう。 ![]() ...さてさて。これでタプナードのできあがりです。かんたんでしょ。 これは、煮沸消毒したガラス瓶などに入れて保存します。 これだけでも、バゲットに添えたり、野菜のディップにしたり...と、 いろいろ愉しめます。きりりと冷やした白ワインと一緒に...なんていいですね。 ![]() でも、きょうは、ここからが本番です。 DEAN&DELUCAのデリを再現するべく、鮪と水菜のカッペリーニを作ります。 ![]() 鮪と水菜のカッペリーニのつくりかた 材料: 3〜4人分 鮪・・・・・・・・・・・・・・・1さく 水菜・・・・・・・・・・・・・・適宜 カッペリーニ・・・・・・・・・・250g 塩こしょう・・・・・・・・・・・適宜 めんつゆ・・・・・・・・・・・・適宜 オリーブオイル・・・・・・・・・適宜 タプナード・・・・・・・・・・・適宜(お好きなだけ) 【だし汁のジュレ】 めんつゆ・・・・・・・・・・・・大さじ2 しょうがの絞り汁・・・・・・・・小さじ1 水・・・・・・・・・・・・・・・100cc 板ゼラチン・・・・・・・・・・・3g つくりかた: 1. だし汁のジュレを作る。小鍋に、めんつゆと水、しょうが汁を入れて煮立て、冷水でやわらかく戻した板ゼラチンをくわえて、冷やしかためる。 2. 鮪はかるく塩こしょうをふって、少しおく。水気をふきとって、フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を熱し、鮪の両面をさっと焼く。または、バーナーで全体をさっとあぶって冷ます。水菜は3cm長さに切る。 3. たっぷりのパスタ用の湯を沸かし、薄いすまし汁程度になるくらいの塩と、オリーブオイル大さじ1をくわえて、カッペリーニを2分茹でて、冷水で冷まして水切りする。塩こしょうをかるくふって、オリーブオイル大さじ2をまぜあわせる。 4. プレートに(3)のカッペリーニを、山高になるようかたちよく盛りつけ、タプナードをスプーンですくって、ところどころに添え、水菜と、薄くスライスした鮪を、かたちよく盛りつけていく。 5. ジュレをところどころに添え、仕上げにめんつゆを少々、まわしかける。 ![]() ジュレは、ゆるゆるにかたまっているので、 とけてきたときに、おいしいお出汁になります。もちろん、ジュレのままでもおいしい! 鮪は、かるくあぶって、薄くスライス。色あいがキレイです。 鮪のかわりに、プロシュートをつかってもおいしそう。生ハムの塩加減がよさそうです。 そうそう。 さっき、これを書きながら、このカッペリーニについて、 当時の自分が書きとめておいたメモらしきものがみつかったので、読んでみたところ... 仕上げに、穂紫蘇が添えてある、と書いてありました。 あぁ、そうだったかもしれない。まさに、和のハーブ。 DEAN&DELUCA、やるなぁ。 きょうは、こちらのカッペリーニでランチにしました。 でも、私の記憶が確かなら、かなり、限りなく、DEAN&DELUCAの味に近いです。 なかなかの、自信作です。 せっかく、きれいに盛りつけていただいたところを申し訳ないのですが、 食べるときは、ジュレとタプナードとカッペリーニををよくまぜると、さらにおいしいですよ。 食欲のない夏にも、つるつるとはいっちゃう、おいし涼しいデリでした。 ぜひ、おためしくださいね。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-04 22:31
| 週末ごはん
|
Comments(4)
![]() 晩夏から初秋ものの服でも見ようかな...と、日曜日は午後から丸の内へ。 丸の内の、ヨーロッパっぽい石畳の街並が好きなのと、 それほど人混みを感じないせいか、 お店を一軒一軒まわっていても、疲れず、ゆっくりとえらぶことができるので、 服を見るのはもっぱらこの界隈が多いです。 ランチをいただくのも、お茶を飲むのにも、 最近は、素敵なお店が増えたので、嬉しいです。 仲通りの近辺は、特に好きな場所です。 ![]() いつもはタイミングが悪いのか、 貸し切りや、満席などで、ランチタイムには入れたためしのないGARBですが、 (...夜の11時頃に、ようやくテラス席に座れて、軽く飲んだことしかないのです) なぜか、この日はゆったりとしていました。 15時までのランチタイムにも間に合ったので、おいしいお昼をいただきました。 ![]() ランチは3種類で、パスタのランチと、カレーのランチ、 それから、お肉のプレートのランチがありました。 パスタとカレーをオーダーしてみましたが、どちらもおいしかったです。 サラダと、デザートとドリンクがつくのですが、かなり満足。 ![]() お店に入ったときは、おなかがすいていたので、 ボリュームも知らないうちから、デザートがついているというのに、 ケーキまで別に注文してしまいました。別腹といいつつも、かなり満腹。 でも、看板メニューだなんて言われたら、食べないわけにはいかないでしょ...。 ![]() この暑さだし、汗とともにカロリー消費できた、はず...。 買い物をしに出かけた、という話のはずが、食事の話になってしまいました。 ショップのディスプレイも、秋らしく変わっていて、 それをながめるだけでも愉しかったです。 この暑さでは、まだまだ、レザーやファーに手は出ないものの、 そういうアイテムが並ぶ季節は好きです。 服は、気に入ったものを1枚と、 初秋に活躍してくれそうな薄手のウールのストールを購入。 私にしては珍しく、フェミニンなラインのものをえらんでしまいました。 心境の変化? ...というわけではないのですが、なんとなく(笑) なかなか、収穫でした。 あぁ、はやくブーツを履きたいな。 ▲
by mihodiary
| 2010-08-02 20:25
| お散歩、とことこ
|
Comments(4)
1 |
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||