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冬は花もほとんど咲かず、木々も葉を落とし寂しい風景ですが そんななか、ヤツデは12月に花をつけます。 どこにでもあって地味な風情なので、これまでなら素通りしてしまった植物ですが このかたち、そして、波打つような葉の表面と深いグリーンに惹かれ この冬は、ヤツデを描きました。 葉が深く切れ込んだ形状から、八つ手という名がついたものの、 決して八つに分かれているわけではないのがおもしろいところです。 そして、実のように思われるものが実は花で、この花は雄花と雌花にわかれておらず 雄性期から雌性期へと移り変わっていく…というのも、なんとも不思議です。 デッサンの段階で、かたちをとるのが存外に難しく苦心しました。 しかも、葉がぺろっと裏返っているのが色っぽい…などと思ってモデルを選んだものだから 余計に難しく、またもや自分の首を絞めるはめになったのでした。笑 しかしながら、葉の裏を描くのが実は結構好きです。 難しいので、いつも失敗ばかりしているのですが、それでもどうしてか 葉脈が骨ばって浮き出ている風情に惹かれるのです…。 12月の半ばから描きはじめ、お正月休みにのんびりと描き続けて 時々、グリーン一色の濃淡に飽き飽きしそうになりながらも、 冬のあいだになんとか完成しました。 これを描いていた頃がちょうど、植物画をはじめて半年が過ぎたあたりでしたが 初めて、「ちょっといいかも」と思えた作品に仕上がったように思います。 春の展覧会にむけて、先輩たちも作品の仕上げに取りかかっていらっしゃいますが 私も僭越ながらこちらの作品を出品しようかな…と、目下額装に出しているところです。 仕上がりが楽しみです。ドキドキ。 ・
by mihodiary
| 2024-03-25 20:16
| ボタニカルな日々
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