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たいへんご無沙汰しています。 (…毎度のことながら、この挨拶からはじめる習慣をどうにかしなければ) 昨冬、あたらしく建てた小さなコンサバトリーのおかげで 庭の植物をより近く感じられ、季節のうつろいをこれまで以上に愉しむようになりました。 そんななかで、新しくはじめたことがあります。 それが、ボタニカルアートです。 イラストレーターという職業でありながら、これまで本格的に絵を勉強したこともなく 中学校の美術の授業で教わった知識のほかは、ほぼ独学で絵を描いてきた自分が 初めて「本格的に習ってみたい」と思ったのが、植物画でした。 偶然が重なって出会うことのできた、お人柄も素晴らしいK先生とのご縁も大きかったと思います。 ひとから教わる、ということがあまり得意ではなく お稽古ごとなどと無縁だった私にとって、それはとても新鮮なはじまりでした。 30代、40代の頃の、締め切りにおわれて、心に余裕のなかった暮らし方を脱して ようやく、自分のために贅沢な時間を使いたいな…と思えたタイミングなのかもしれず それが、この部屋で過ごす時間とうまくリンクしたのかもしれません。 今ではすっかり、この新しい小屋が、植物と対話するアトリエとなっています。 植物画は、追求すればするほど終わりがなく、 先生のもとで描いた作品も、まともに仕上げた感のあるものは、まだありません。 3ヶ月ほど描いてひとまず手を休め、「寝かせ」ておいて、いつか気が向いたらまた描きはじめよう (私はそれを「熟成」とよんでいますが 笑) …そんな感じで、未完成の作品が手元にたまってきました。 いまは季節の花々をいくつか、並行して描いています。 春はかわいい花々に溢れていて、時間がいくらあってもたりないくらいです。 こちらは、たまたまお花屋さんでみつけた、品種改良されて茎の長いパンジー。 ふらっとお花屋さんに立ち寄って、かわいいお花をみつけてしまうと 連れて帰りたいけれど、買って帰ったら、きっと描きたくなってしまって 仕上げなくてはならない未完成の絵ばかりがたまって、自分の首を絞めるのだ …そう思ってはいても、やっぱり連れて帰ってしまうのです。性(さが)です。笑 透けるように薄く、フリルのように動きのある花びらを表現するのが難しいです。 あとは、茎の陰影を描き入れて、こまかな描き込みをすれば完成…かな? 大好きな花にかこまれて、花と対話しながら過ごすこの時間が いまの私にとって、とても贅沢で、大切なひとときとなっています。 こちらでも、恥を忍んで少しずつ記録していこうと思います。 ・
by mihodiary
| 2024-03-23 16:11
| ボタニカルな日々
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