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リノベーション記録が続きます。 自分にとっての備忘録として綴っていますが、 もしこの先、リノベーションなどをお考えの方の参考になれば…という思いもあり、 工事に立ち会った日は、なるべく撮影をしてアップするよう心がけています。 ご興味のある方がいらっしゃいましたら嬉しいです。 木工事も終盤。 今回のリノベーションにおいて、いくつかのこだわりがあるとしたら この外壁の「鎧張り」は、まさにそのひとつでした。 予算が潤沢にあれば、やりたいことをぎゅぎゅっ、とすべて詰め込んで 夢のおうち作りができるかと思いますが、なかなかそうはいかないもの。 あれもやりたい、これもやりたい…という希望を思い描いているうちは楽しいのですが、 いざ見積もりが出た途端、現実を突きつけられ、一度はしゅん、とするもの。 (…ではないでしょうか? 私は例に漏れず、それです) ましてやこのご時世で、木材をはじめとする材料が高騰していて これまでの相場の1.5倍〜2倍とも言われています。 そんなわけで、そこから「はずせないものは何か」という自問自答がはじまります。 …私が今回のリノベーションで叶えたかったものは コンサバトリーのような小屋感、古レンガやアンティークテラコッタの素材感、 そして、アンティークの建具を使うこと…だったため、 外壁の雰囲気は重要視して、自分なりには奮発し、憧れの鎧張りにしました。 そう、こんなのです。 杉の板を下から順に、まさに鎧のように張っていく工法で、 日本の古い民家などに使われることが多い印象ですが、 海外でも塗装をした鎧張りのおうちがよく見られるのではないでしょうか。 これに塗装をして、年月とともにペンキが剥げていく風情がまたかわいいのです…。 ぴしっ、とエッジがぴったりと美しい鎧張りを作るのは 相当な技術が必要とされるため、大工さんの腕の見せどころ。 鎧張りの日は、朝からずっと張り付いて、その鮮やかな技術に見惚れていました。 とっても大変で難しそうな仕事なのに、 黙々と、さくさくとこなしていく大工さんは、まさに神業。 この技術を、間近で見られたことが本当にありがたいです。 鎧張りで包まれたおうちは、かなりかわいいです。 特に、小窓のまわり(上の写真左)など、キュンとします…。 ちなみに、上の写真(右)は雨戸部分です。 雨戸は、なくてもよいものなら、正直取り付けたくはなかったのですが、 部屋には心もとないアンティークの窓がつくため これを、大型台風などの雨風から守るためには必須でした。 雨戸は、室内からリモコン操作で開閉できるシャッターなども考えたものの、 やはり、イメージとは程遠くなりそうで却下。 当初、扉のようなものや折戸式の雨戸を建具屋さんに作っていただく予定でしたが 見積もりを見て、まったく手が届かず…。 そんなわけで、大工さんに素朴なデザインの雨戸と、そのボックスを作っていただくことに。 雨戸ボックスを設置すると、せっかくの鎧張りが大半隠れてしまいますが、 なるべくそのイメージが壊れないよう、一体化するような雰囲気に仕上げていただきました。 巨大な雨戸ボックスの枠組みを見たときは、そのサイズ感に愕然としましたが 壁に取り付けてしまうと、とくに違和感もなく いまとなっては、愛着が湧いて気に入っています。 日が暮れたら雨戸を閉めて、鍵をかけるという昔ながらの暮らし方がはじまることも ちょっぴりわくわくしています。 こちらは、昨日の記事でも少しだけ触れた丸柱です。 部屋内側に半分入っている丸柱を板でかこんで、壁の一部のようになりました。 この後、ここに古レンガが貼られていく予定ですが、それはまた次回の記録に…。 こちらは、鎧張りの日のおやつ。 りんごとクランブルのカントリーブレッドです。 我が家では、実に25年前からずっと同じレシピで焼き続けている お気に入りの焼き菓子で、誰からも好評のおやつです。 大工さんたちも喜んでくれたかな…。 ・
by mihodiary
| 2022-12-02 20:15
| リノベーション
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