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この夏も、すっかりおうち時間を満喫しているあいだに終わってしまいました。 うだるような暑さのなか、部屋にいても熱中症になってしまいそうな昨今、 ましてや、緊急事態宣言下の夏ということもあり、 いっそささやかな夏休みと割り切って、趣味を愉しみ尽くした8月となりました。 もともとインドア派の私にとっては、実はこんな生活は苦ではなく、 とりわけこの夏は、趣味と呼べるものがひとつ増えて、小さな喜びを感じています。 それがこの「ちぎり絵」です。 近年、ちぎり絵が、おもに高齢者の趣味としてささやかなブームになっているようです。 新聞ちぎり絵で有名な、90歳の木村セツさんの影響ですね、きっと。 ちぎり絵は手先を動かすので、脳トレにもなるそう。 そんなわけで、そもそもは私が父に「やってみたら」と勧めたのがはじまりなのですが、 「いきなり一人ではできないから、教えてよ」 ということになり、(まあ、そうなるよね) まずは私が、どんなものかとやってみたのが、 上の写真(左)の、愛犬「もぐ」のちぎり絵です。 まずは下絵を描いて、それを厚紙にカーボン紙で描き写します。 そして、あらかじめ古新聞などから、下絵にあう色面を探して集めておき、 あとは下絵にそって、ちぎっては貼り、ちぎっては貼り…をくりかえすだけ。 必要な道具は、のりとピンセットくらい。このシンプルさがいいですね。 初めての作品は、こんな感じに仕上がりました。 左のゆるーい雰囲気のもぐは私、右のバンダナをつけているもぐは母の作品です。 もぐのあどけない雰囲気が伝わるでしょうか。 ちなみにバンダナは、オリンピックのエンブレムから拝借。 なんだか、時代の風も取り入れつつ(笑)、おしゃれなバンダナになりました。 こちらは私の二作目。ぐりちゃんです。 横顔が素敵な彼女は、こんなアングルで仕上げてみました。 実際のお洋服はボーダーでしたが、フランスの新聞「フィガロ」の 何かの小さな見出しから、こんな華やかな赤の衣装にアレンジ。 こんな想定外の楽しみ方があることも、ちぎり絵の醍醐味です。 額装したら、愛着の湧く素敵なアートになりました。 普段、絵の具で着彩をする自分にとって、 ちぎった紙を貼っていく作業は、決して予定通り、想像通りに仕上がるものではなく それだからこそ、思いもよらない作品になることが面白く、新たな発見でした。 絵の具のように、色を混ぜて作っていくのではなく、 そこにある素材の中から、近いものを探したり、重ねて貼っていくことで (ときには、新聞の文字なども入れ込んだりしながら) 自由に、のびのびと作れることも魅力だと思います。 今では、父も楽しそうに次々と作品を生み出しています。 なかなか、独特のセンスを持っているので(笑)、これからが楽しみです。 そうそう。 昨今、アップサイクルという言葉を聞く機会が多くなりましたが、 このちぎり絵も、古新聞を生かして、作品として新しい命を吹き込むという意味では アップサイクルにほかならないような気がします。 時代にあった新しい趣味に出逢えたことは、この夏の大きな収穫でした。 これからも、少しずつ作品を作っていけたらいいな…と、意欲満々の私です。 ・
by mihodiary
| 2021-09-04 18:58
| 日々のことごと
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