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先週末、うまれも育ちも鎌倉のお友達のナビゲートで、 春の鎌倉をお散歩してきました。 鎌倉といえば、ずいぶん前に『週末一日旅』という本の仕事で イラストマップを描かせていただいたり、 建長寺で坐禅体験をしてイラストルポを描かせていただいたり...と、 仕事でもなにかとご縁があった場所なので、馴染み深さと懐かしさとで、 行ってみたい場所がたくさんあり、とっても欲張りなコースとなりました。 まず最初に向かった先は「報国寺」 足利家時が建立した禅寺で、2000本以上に及ぶ竹林の美しさで知られ “竹の寺”とも呼ばれているのだとか。 空高くそびえ立つ竹を見上げると、不思議な心地になり、 静寂のなか、さわさわと、竹の葉が風になびく音だけが聴こえてきます。 まるで、時間が止まってしまったような、そんな錯覚におそわれます。 こちらでは、お抹茶つきの拝観券を購入するのがおすすめです。 美しい竹の庭をながめることのできる茶席で、 お抹茶と、竹を象った落雁をいただくひとときに癒されます。 報国寺は初めて訪れましたが、お気に入りの場所のひとつとなりました。 お寺の敷地内でも、そこかしこに小さな春をみつけることができます。 お天気にも恵まれた週末は、人出も多く、賑わっていました。 つづいて向かった先は“佐助稲荷神社”です。 連なる朱い鳥居は、まるで京都の伏見稲荷のミニチュアのようでもあります。 参道を進むと、無数の狐の石像が迎えてくれます。 ...ちょっぴり、つままれそうな不思議な気分。笑 源頼朝の出世の足がかりとなったエピソードがあるらしく、 昔から「出世神社」ともいわれているそう。 そして、頼朝と政子が密かに愛を育んだ地でもあることから、 恋愛成就の神様としても人気があるようです。狐と縁結び、ちょっと意外。 佐助稲荷神社からほど近くに、 かの有名な“銭洗弁財天”があります。 お金を洗って倍にしようと(笑)、次はもちろんこちらへ向かいました。 水の流れる音に誘われるように歩いて行くと、 本殿左手の洞窟のなかにある奥宮には、鎌倉五名水のひとつである “銭洗水”が湧いています。この霊水は、水そのものがご神体なのだとか。 はじめに、ローソクとお線香を買い、ざるをお借りして、 このざるの中にお金を入れて、霊水で洗います。 ...洗う前に、すでに散財しているとか言わない。 洞窟のあちらこちらから、 「お札が溶けるー」という声が聞こえてくるのが、可笑しかったです。 ...もちろん、溶けません。 カードを洗っている人もいたり、いなかったり...。笑 ご利益のほどはさておき、とっても愉しい神社です。 参拝客が後を絶たないということにも頷けます。 ...そうこうしているうちに、あっというまに日が暮れてきました。 鎌倉山のお屋敷をながめながら、七里ケ浜の方へ抜けると、 江ノ島を背景に、可愛らしい江ノ電が通過していくのが見えました。 このあと、急いで長谷へむかい“力餅屋”でおみやげを...と思いきや、 そうは甘くなく、肝心なお餅はすべて売り切れでした...。残念。 それならばと、恵比寿屋の大仏煎餅をめざしたものの、17時閉店。 うーん、鎌倉の夜は早いのです。 この日の鎌倉散歩のしめくくりは、 かねてより伺ってみたかった、古民家を改造したフレンチレストラン “Restaurant Watabe”のおいしい夜ごはん。 築60年以上の歴史のある古民家は、まるで武家屋敷のようで、 長谷の駅から、江ノ電の線路を歩いていく感じは、かなり不思議でした。 店内はシックなつくりで、窓際の席からは、江ノ電が通るのが見えます。 鎌倉野菜をふんだんにつかった、美しいお料理の数々は、 どれもとても美味しく、心のこもった味がしました。 ...駆け足の鎌倉散歩でしたが、とても充実した1日でした。 鎌倉はやっぱり素敵な場所ですね。また季節を違えて訪れてみたいです。
by mihodiary
| 2015-03-05 23:15
| お散歩、とことこ
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