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ちょうど一週間前の、9月29日。 我が家の愛犬ごまちゃんは、天国に旅立ちました。 わずか、7歳という若さでした。 外で毒性のものを口にしたことが原因らしく、 28日の深夜から、激しい嘔吐と下痢をくりかえし、 その晩は家族で寝ずの看病をし、翌朝一番でかかりつけの獣医さんの門を叩き、 午前中いっぱい、病院でできるかぎりの処置をしていただきました。 自宅に戻ってからも、何度も何度も、先生から電話をくださり、 私が、1日中つきっきりの看病をしたものの、 ごまの小さなからだでは、とても耐えきれず、 その日の夜、あっけなく、静かに息をひきとりました。 29日は、お料理教室のレッスン日で、 母の仕事が終わるまで、ごまは、辛いのを我慢して待ち続け、 その間も、絶対安静と言われていたので、眠るようにうながしても、 決して目を閉じることなく、何時間も、じっと私をみつめ続けていました。 結局、レッスンが終わるまで、一睡もせずに待ち続けたごまは、 家族が全員揃ってから、みんなに見守られながら、 最後は眠るように旅立って行きました。 私はもはや、「ごめんね」と「ありがとう」しか、言葉が出てきませんでした。 2007年の夏、 生後まもなく、我が家の家族の仲間入りをしたごまちゃんは、 本当に小さくて、可愛くて、 お尻のクローバー印がくっきりとついたハッピードッグで、 この子は、ひょっとしたら神の使いかもしれない...と、本気で思っていました。 その当時、ひとり暮らしをはじめることが決まっていた私は、 私がいなくなっても寂しくないように...と、 ごまちゃんを、母にプレゼントしたのでした。 ごまは、どんどん母の目に似てきて、ごまは誰よりも母が大好きでした。 私たち家族は、寝ても覚めても、ごまが大好きで、 子どものいない私にとっては、 目に入れても痛くない...というのは、こういうことをいうのかと ごまを通して、知ることができたのでした。 ごまが、歳を重ねるごとに可愛くて、愛おしくて、 でも、それが、ごまとのお別れが近づいているということでもあり、 毎日毎日、切なかったのです。 7歳のお誕生日を迎えたとき、ごまとの暮らしも折り返し地点かもしれないと、 そう思うたびに、どれだけ胸がしめつけられたかわかりません。 それなのに、まさか、こんなにも早くお別れの日がくるなんて...。 自分が、不甲斐ない飼い主であったことを、 ごまに、どんなに「ごめんね」を言っても、とりかえしがつきません。 そして、愛し過ぎてしまったことを、こんなに悔やんだこともありません。 いまも本当は、この現実を受け止められずにいます。 決して、無駄吠えをすることのなかった、おとなしい子でしたが、 私たちにとって、太陽のように大きな存在感をはなっていました。 そして、生きものを、ここまで愛することができるのだということを 教えてくれたのも、ほかならぬごまでした。 29日のレッスンにご参加くださった生徒さんが、 ごまを心配して、何度もメールをくださり、 そして、最後に、ごまの大好きなピンクのお花を贈ってくださいました。 mさん、本当に本当に、どうもありがとうございました。 翌々日、たまたま近所のお店でばったりお会いしたTちゃんに、 思わず、泣きついてしまいました。涙を浮かべて受け止めてくれて、ありがとう。 「みんな大好きだった」...という言葉、嬉しかったです。 そして、Yちゃん。メールどうもありがとう。 ごまも、きっと喜んでいると思います。 ごまを可愛がってくださった皆さまに、心からお礼を申し上げます。 ごまは、天国にかえったのだと、私は思うようにしています。 ごまが、神の使いとして我が家に舞い降り、私たちを幸せにしてくれたように、 次は、誰かのもとへ幸せを届けに行くのだと、そう信じたいです。 本当に、ありがとうございました。
by mihodiary
| 2014-10-06 21:24
| 大切な家族
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Comments(24)
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chappy
at 2014-10-06 23:24
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Please sleap peacefully
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mihodiary at 2014-10-06 23:48
chappyさん
ご無沙汰しています。 ありがとうございます…(涙) 老犬のパトリスに、慰められている日々です。
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miki
at 2014-10-07 09:02
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驚きました。本当に天使のような子でした。ごまちゃんともっと会いたかったナ。残念です。mihoさん、元気出してね。
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at 2014-10-07 09:10
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mihodiary at 2014-10-07 10:26
mikiちゃん
メッセージ、どうもありがとう。ごまも喜んでいると思います。 三稀ちゃんに連絡したかったのだけど、めそめそしちゃいそうで...。 三稀ちゃんが、ゲージの中のごまにむかって、 「なんとかなるよね」 ...って、話しかけていたことを、今もふっと思い出します。 今度、ゆっくりお会いしましょう。ごまは明るいのが好きなので 笑顔で話せるように、私も元気にならなくちゃ...!
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mihodiary at 2014-10-07 10:32
2014-10-07 09:10の非公開コメントを下さいましたUさま
Uさま、はじめまして。 遠くNYから、こちらのブログをご覧下さっていたなんて、感激です。 賑やかに、人が集まることが大好きなごまでしたので、 たくさんの方々から、お優しい言葉をかけていただけることを とても喜んでいると思います。そして、私もとても嬉しいです。 あまりにも早すぎる旅立ちに、気持ちが追いついていませんでしたが たくさんの素敵な思い出を残してくれたことに感謝しています。 どうか、U様の記憶の片隅においていただけたら嬉しく思います。 このたびは、本当にありがとうございました。 そして、これからもどうぞよろしくお願いします!
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floralimpression at 2014-10-07 13:25
時折みほさんの写真に映り込むごまちゃん。みなさんを愛し、みなさんに愛されたワンちゃんだったのですね。どうぞ安らかに眠ってね。
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mihodiary at 2014-10-07 18:56
floralimpressionさま
あたたかなメッセージを、どうもありがとうございます。 決して美形とは言い難かったのですが、強い目ヂカラを持ち、 なぜか周りを惹き付ける不思議なワンコでした...。 今ごろ、天国ではしゃいでいるのかもしれません。 そうだったらいいな、と願うばかりです。 本当に、どうもありがとうございました!
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きょうぼん
at 2014-10-07 22:00
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ごまちゃん、ごまちゃん...
ご家族の皆さんが揃うのを待って 旅立つなんて... 何て親孝行な、最後の瞬間まで優しいワンちゃんだったんでしょう。。 私も 小2の時に、ある日突然 愛犬を亡くした経験があります。 40になった今でも鮮明に思い出される、辛い記憶です。 ごまちゃん、どうぞ安らかに... 天国から mihoさんやご家族を見守ってあげてね。。
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at 2014-10-07 23:39
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
以前に
おじいちゃんとまご犬ふたり・・でコメントさせていただいてから いつも素敵な暮らしやテーブルを見せていただいておりました。。 今日はごまちゃんの思いがけない訃報で涙です・・ そのつぶらもな瞳に・・泣けてしまって・・ 家のわんこも15歳。。 いつも覚悟をしていいても不調な時はもうオロオロ。 愛するわんこの旅立ちの悲しさ 切なさ。。とってもとっても理解できます。 たくさん愛されたごまちゃん。 そして たくさんのありがとうを・・
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key-jetsetter
at 2014-10-08 09:19
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今朝ほどブログを見て、びっくりしました。27日にレッスンでお邪魔した翌日にそんな事が起きていたなんて。
信じられないです。 そんな中でのレッスン、さぞかし気が気ではなかったと思います。 ごまちゃん、頑張りましたね。 最後は辛かったと思いますが、きっとご家族の優しさや思いやり、沢山の楽しい思い出を思っていたと思います。 犬はどんな時も健気で、そんな姿が可愛くて、同時に切なくて。 mihoさん、先生のお気持ちが早く落ち着きますように。
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mihodiary at 2014-10-08 10:32
きょうぼんさま
いつもお優しいコメントを、ありがとうございます。 きょうぼんさんにも、そんなご経験があったのですね。 そうなんです、日々老いてゆくワンコに、少しずつ覚悟しながら過ごす ことと、突然の死とは、あまりにもショックの大きさが違いすぎて、 もう、どうしていいのかわからず、ただただ、自分を責めました...。 でも、こうして皆様から心あたたまるメッセージをいただけて、 「あぁ、やっぱりごまは幸せだったのかもしれない」 ...と、少しずつ、本当に少しずつですが、この現実を受け止めはじめ ています。 きょうぼんさんの、お優しい気持ちに感謝しています。 本当にどうもありがとうございました。
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mihodiary at 2014-10-08 10:51
2014-10-07 23:39の非公開コメントを下さいましたkさま
kさん、メッセージをありがとうございます。 ごまは、お料理教室がある日は、おとなしくしている...と、いつも 自分に言い聞かせていたところがあって、階下に生徒さんがたくさん いらしていても、本当に、物音ひとつ立てないんです。 あの日も、嘔吐のとき以外は本当に静かで、健気な姿に、 私のほうが、大泣きしたいところを、ぐっとこらえていました...。 「元気になったら、またお散歩に行こうね」と話しかけるたびに、 最後の力をふりしぼって、尻尾を振ってくれていたのですが、 レッスンが終わる頃、ごまは生まれて初めて、ひとすじの涙を 流しました。 その翌日だけが、たまたまレッスンがお休みで、家族で最後のお別れ をすることができました。まるで、カレンダーを見て決めたような、 そんなごまの最後でした。 動物には、必ず最期が訪れるし、それは絶対に悲しいことですが、 それでも、動物と過ごす日々はかけがえのない宝物のような時間です。 kさんの、ワンちゃんとの日々が、どうか少しでも長く、幸せなもので ありますよう、心からお祈りしています。ありがとうございました。
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mihodiary at 2014-10-08 12:03
mogyoさま
mogyoさん、ご無沙汰しています。 心のこもったメッセージを、ありがとうございます。 まご犬ブログを愛読してくださっていたのですね...。 イラストと文が分業だったため(笑)、私の仕事が忙しくなると 更新が滞ってしまう...というヘタレブログだったのですが、 それでも、読み返すたびに可笑しくて、実はお気に入りでした。 今年に入って、再始動しようか...という話も持ち上がっていた 矢先の出来事に、とうとう未完のまま終わってしまいました。 私にとってのごまは、まさにあの日記の「ゴマ坊」です。 mogyoさんのワンちゃんは、我が家のお兄ちゃん犬のパトリス と、ちょうど同い年ですね。15歳とは立派ですよね。 うちのパトリスも足が弱くなり、長い距離のお散歩はできなく なってしまいましたが、少しでも長生きしてくれたら...という 気持ちでいっぱいです。 mogyoさんのワンちゃんが、どうか、少しでも長く、ご家族の 方々と一緒の、楽しい日々を過ごすことができますよう、 心からお祈りしています。ありがとうございました。
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mihodiary at 2014-10-08 12:24
key-jetsetterさま
けいこさん、お優しいメッセージをありがとうございます。 本当に...、突然過ぎて、暫く受け止めきれませんでした。 獣医さんから「こういう、いい子過ぎるような可愛いワンコは、 此の世での役割がないから、はやく天に召されてしまうとは 言うけれど、早過ぎるよね...」という言葉をいただき、 そのとき、ふと、ちびちゃんを思い出しました。 その晩は、家族で静かに明け方まで、ごまを囲んで思い出話を して、翌日、唯一レッスンがお休みだったので、最後のお別れ を、家族揃ってすることができました。 その次の日からは、怒濤の5日間連日のレッスンで、 食事も喉を通らなかった私と母は、お互いに支え合うように して、なんとか乗り切った...という状態でした。 けいこさんとは、だいぶご無沙汰してしまっていたので、 ゆっくりお喋りできれば...と思っていたところだったのです。 時間をみつけて、ぜひ、お茶でもご一緒しましょう。 本当にありがとうございました。
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at 2014-10-08 17:27
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mihodiary at 2014-10-08 20:11
2014-10-08 17:27の非公開コメントをくださいましたkさま
kさん、メッセージをありがとうございます。 そうだったのです、ごまが亡くなって翌々日からは 連日のレッスンだったのですが、この話をしてしまったら 泣いてしまいそうだったので、絶対に話してはいけないと 二人で決めて、なんとか頑張りました。 でも、毎回、皆さんの明るさに救われるような思いでした。 あのDVDを、ごまと一緒にソファで寝っ転がって観て、 真似してサンドウィッチのお弁当を作って、 公園で一緒にお散歩をしたことが、よい思い出となりました。 そうですね。ゆっくり、無理をせずに元気になれたらいいなと 思っています。本当にありがとうございました!
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at 2014-10-09 22:10
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mihodiary at 2014-10-10 12:07
2014-10-09 22:10の非公開コメントを下さいましたCちゃん
cocoちゃん、ご無沙汰しています。 心温まる、素敵なメッセージをどうもありがとう! cocoちゃんって、...そうだったのですね。なんだか、とっても嬉しい です。こうして、同じ体験をされた方が、いま、穏やかな気持ちで そう思えている...ということを聞かせていただけることは幸せです。 きっと私も、ごまに対して、そんな気持ちで受け止めることができる ような気がしています。 悲しいばかりのような気がしていたけれど、cocoちゃんはじめ、 皆さんのお優しいメッセージを読んでいたら、元気を出していけそ うな、そんな気持ちが湧いてきました。本当にありがとう。 そういえば以前、しろうさんからちらりと、cocoちゃんが動物に 関するお仕事をされていたということをお聞きしたことがあったの です。cocoちゃんの優しいお人柄は、そういうところからもきている のかな...。 天国で、ごまとcocoちゃんが逢えるといいな...と願っています。 (たずねていくように伝えておきました。笑) これからもどうぞよろしくね。どうもありがとう!
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at 2014-10-11 17:26
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mihodiary at 2014-10-12 19:24
2014-10-11 17:26の非公開コメントを下さいましたeさま
eさん、心のこもったメッセージをいただき、感謝しています。 何と言ったらいいのか...、何度もeさんからのメッセージを 読み返し、PCの前で涙を流しています。 そして、eさんがワンちゃんを引き取っていらしたということも 初めて知り、驚きと同時に、これにも言葉がみつからずにいる 自分が情けないです。決して簡単なことではないですし、 私には到底できないことだと思うと、eさんのお優しさに、 ただただ、頭が下がる思いです。 eさんに引き取られたワンちゃん...、これまでの分を挽回できる ほど幸せになることでしょう。たくさん生きてね。 戻ってきてくれるかな、そうだといいな...と思います。 でも、ちょっぴりいい加減なところがあるので、不安。笑 eさん、大好きです。 また、ゆっくりお話するお時間がいただけたら嬉しいです。 eさんとワンちゃんが、たくさん幸せになりますように。 どうもありがとうございました。
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はらゆき
at 2014-10-15 18:13
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重版という嬉しいツイートにつられ久しぶりにブログを拝見してこの記事に…。みほママに会えたゴマちゃんはなんと幸せな子だったろうかと思います。人間の子供と一緒で愛情たっぷりな家庭で育ったゴマちゃんは穏やかさんだったんだね。写真でしか拝見してないのに私すっかり会った気分でいたよ。みほママに幸せを運んでくれてありがとう、と私もお礼を言わせてください。
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mihodiary at 2014-10-15 21:13
はらゆきさま
ゆっこさん、メッセージをありがとうございます。 ごまは、本当に出逢ったときから最後まで不思議な子で、 ときどき、夢だったんじゃないかと思うことさえあります。 本当に穏やかなワンコで、それこそHちゃんくらいの子が、 公園でごまと会うなり「この子を連れて帰りたい」と言って 泣き出すようなことがたくさんありました。 ...すっかり会ったことがあるような気でいてくれたなんて、 とても嬉しいです。ごまも喜んでいると思います。 重版の件は、びっくりしました。ごまからのプレゼントだと 思っています。 ゆっこさん、いつもお優しい言葉をかけてくださって 本当にありがとうございます。またお会いしたいです。
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