真夏のエスニック

気づけば、ほぼひと月ぶりの更新となってしまいました。
忙しかったのかな...。そうだったのかもしれない。(すでに忘却の彼方)

お教室のHPと、お教室ブログのほうは、結構こまめに更新しているつもりなのですが、
どうしても、こちらが後回しになってしまうのですね...。
書きたいことがたくさんあったはずなのですが、それもまたおいおい。


...というわけで、お教室のHPで勝手に連載しているレシピも、
はやいもので本日、Vol.14をアップいたしました。見てね。
さて、今週のレシピは「インドカリー弁当」です。
シーガルのお弁当箱に入れて、お手軽インド風カレーをお弁当仕立てにしてみました。

お教室でも、
「今年の夏はスパイスカレーのレッスンはないのですか？」
...というご質問、実はたくさんいただいているのです。
スパイスをたっぷりと使った本格インドカレーレッスンは、
ここのところ、1年おきくらいのペースで開催しており、
昨年、ターリーなどを使って、かなり本格的にお愉しみいただいたので、
今年の夏は北欧など、新しい企画を取り入れたりして、カレーはお休みだったのです。
でも、夏はやっぱりカレーが食べたくなりますよね。






そんなわけで、字数の都合もあり、簡単ではありますが、
お手軽にインドっぽさを味わえるカレーと、タンドゥーリチキンをご紹介しています。

HPではランチボックス仕様になっていますが、
こちら、もともとは著書のワンプレート提案として掲載候補だったのです。
ワンプレートの盛りつけについては、たくさんご紹介したいものがあったのですが、
ページ数の都合もあり、最終的に絞って絞って、あのようなかたちに仕上がりました。
...が、どこかでご紹介できればいいな、と思っていたので、
今回このようなかたちで掲載させていただきました。簡単なので作ってみてくださいね。

インドカレーのワンプレートって、ターリーなどがなくても、
ふつうのプレートに、ダイナミックにナンなどと一緒に盛りつけるだけでも決まります。
私も、夏の来客のときには、しばしば、こんなランチでおもてなし...ということも。


スパイスボックスをながめているのも好き


インドカレーのあとは、やっぱりチャイ。
いまの季節なら、グラスにたっぷりと氷を入れて
濃いめに煮出したチャイを注いだアイスチャイ...というのもいいですね。
ふだん、コーヒーや紅茶にお砂糖は入れないのですが、
チャイは、お砂糖を入れて甘くしていただくほうが好きです。





そうそう、それから。
HPのレシピ、Vol.11は、エスニックヌードルサラダでした。
こちらは、ベトナム風の魚介と鶏肉のサラダなのですが、
こちらも実は、著書のページの都合で惜しくも掲載しきれなかったサラダのひとつ。
HPでは、魚介をふんだんにつかって、もう少しご馳走風に仕上げてみました。

このサラダは、その昔、かつて我が家がレストランをひらいていた頃、
夏の限定のサラダのひとつとしてご提案していたものだったのですが、
その当時、まったくオーダーがいただけないまま、期間が終了してしまったのです。
...が、それからしばらくたって、
「あのときの、麺の入ったサラダが食べたい」
というお問い合わせを、なぜか頻繁にいただくようになり...。
そんなエピソードつきの、思い出深い1品でもあります。
甘くも、ぴりりとするドレッシングが絶妙で、なんともエスニックな気分に浸れるサラダ、
私も大好きなレパートリーのひとつです。
レシピをご覧いただいた方は、夏のあいだに、ぜひ作ってみてくださいね。

梅雨があけたばかりと思いきや、まもなく立秋。
夕暮れ時、ヒグラシの声を聴くと、ちょっぴりせつない今日この頃です...。