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![]() いきなり季節はずれの写真でごめんなさい。 こちらを撮影したのが、ゴールデンウィークのあけたばかりの月曜日だったかと 記憶しています。 葉桜になった、人もまばらな近所の公園に、お皿やカトラリー、お料理やワインなどなど 一式をカゴに詰めて、枝が覆いかぶさるように枝垂れた場所を選んで クロスを敷き、盛りつけをし、撮影しました。 時折、通りかかるお散歩中の老夫婦などが、 「おしゃれなお昼ごはんね」 などと話しかけてくれました。が、かなり恥ずかしかったです...。 そうそう、このあとワインをこぼすという大失態があったり...! (笑) まぁ、すべてはよい思い出です。 ![]() 拙著では、最終章が「ワンプレートの盛りつけ」となっており、 さまざまな季節、シーンごとで、ワンプレートに仕上げたかんたんなおもてなしの ひと皿をご紹介しています。 ワンプレートのおもてなしのよさは、作ってしまえば おしゃべりの途中で席を立つことなく、一緒にお食事が楽しめること。 肩肘のはらない、カフェ風のランチをイメージしているので、 たとえば、女友達とふたりでおうちごはん...とか、彼が来た土曜のお昼に...とか、 そんなカジュアルな場面を想像しながら、気軽に作れるお料理を揃えてみました。 私がなにかと重宝しているメニューのひとつに“ラタトゥイユ”があります。 もうお馴染みの家庭料理なので、おうちで作られている方も多いと思いますが、 メインとしてはもちろん、お肉やお魚、パスタのソースとしてもつかえるので かんたんなおもてなしのときには、ついつい作ってしまいます。 このとき、おもてなし感や、盛りつけたときの洗練度を考えた場合、 野菜はなるべくこまかく、大きさを揃えてカットすることで、 見た目にも美しく、また、さまざまな野菜の風味もあわさりやすく、おいしいです。 ...そうそう、先日のパーティーのお料理にも、このラタトゥイユを お作りしたのですが、召し上がっていただけたでしょうか? ![]() このあいだ、掲載誌を整理していたら、4年前のインテリア雑誌が出てきて ついつい懐かしさのあまり、片付けの手をとめてページを捲ってしまいました。 『at living』Vol.4 (ネコパブリッシング) です。 「なぜ、この家には人が集まるのか」という特集で、 その頃、ひとり暮らしをしていたマンションでの小さなおもてなしが紹介されています。 当時ブログをはじめていなかったので、こちらで誌面を少しご紹介します。 ![]() テーブル、小さい...。 おもてなし、プチ過ぎる気が(笑) でも、このテーブルで食事したり 仕事をしたり、ぼんやりしたり。 何をするときも、便利に使って 気に入っていました。 このベランダからながめる 風景が好きでした。 おもてなしをするときは サイズをあわせて手作りした クロスをかけて、 ちょっとそれらしく(笑)。 ちょうど、この取材を受けたのが年末だったのですが 春売りの号ということにあわせて、春色のテーブルでまとめてみました。 早春の雰囲気を出したくて、ラベンダー色のリネンに、 ラベンダー色のヒヤシンスを、あちこち探したような思い出が...。 そして、やっぱりここでも、かんたんなおもてなしということでラタトゥイユですね。 ...いまと、やっていることが全然変わっていない(笑) ここでは、春ということで、ラタトゥイユにクスクスを添え、さらに さわらのソテーをのせたワンプレートに仕上げています。あ、いいかも。 著書では、ピクニックということで、ハーブチキンブロシェットを添えていますが、 おうちでランチ...ということでしたら、お魚のソテーにしても素敵てす。 また、チキンも、ブロシェットのスタイルではなく、1枚のままソテーにして ナイフとフォークでいただくスタイルにすると、よりおもてなし感が出ますね。 ![]() 撮影後、自分のカメラにおさめた1枚です。 このあと、編集さんとふたりで、女子トークをまじえたランチとなりました。 サラダは、フジッリとマッシュルーム、青豆、ブラックオリーブなどに パルミジャーノ・レジャーノのスライスをのせた、具だくさんなもののよう。 スープは、グリーンピースのスープです。 そういうば、このスープを、ビーツの濃いピンクにするかどうか...で、 試作の段階でかなり悩んだ記憶があります。ちょっと印象が変わりそうです。 ビーツの濃いピンクだと、もっと華やかな印象になりますね。 グリーンピースだと、爽やかな春の訪れ...という感じでしょうか。 イメージするだけで、ちょっと楽しくないですか? 季節感をおさえていれば、 こんなふうに、スープは色あいで決めていくのも楽しい1品です。 ファッションでいえば、差し色として持ってくるストールのような存在です。 そんな“スープ使い”についても、著書の最後のページでふれました。 今日は、やさしいおもてなしにも、パーティーにも かなり便利な1品、ラタトゥイユにまつわる話をつらつらと書いてみました。 もともとは、南仏の、夏らしいお料理なので、 春夏のおもてなしに、明るい色を添えるように作っていただくとよいと思います。 そんなラタトゥイユは、拙著 『誰か来る日のための素敵な盛りつけはセンスよりコツ』(講談社)の 68ページに写真、レシピともに掲載されています。 ぜひご参考になさってくださいね。 全国書店にて、好評発売中です。よろしくお願いします!
by mihodiary
| 2012-12-20 23:48
| 著書のこと
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Comments(2)
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mihoさんのおもてなしのセンス、大好きです!
家にある 使い慣れた食器、いつもの作り慣れたメニューで、肩肘張らずにもてなす方が、きっと ゲストの方にもリラックスして過ごしていただけますよね^^ 「スープを色合いで決める」というのも、なるほど!と思いました。 ピンク、オレンジ、グリーン、黄色・・・ポタージュの色って、とってもキレイですもの♪ どんな野菜で作っても、美味しいですしね!
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きょうぼんさん
嬉しいメッセージをありがとうございます! 本の発売前から今日まで、本当に、さまざまに励みになる お言葉を頂戴し、とても嬉しく思っています。 そうそう、おもてなしって、普段よりちょっとだけおめかし...と いうくらいで、ちょうどいいですよね♪ ...私も、作り慣れたものばかりが自分にとっての定番となり、 ちょっとだけ、盛りつけ方や提供の仕方をお洒落にすることで おもてなし感を演出して楽しんでいます。 一生懸命すぎるよりも、お料理そのものを楽しめるほうが 会話もはずんで、場が和みますよね。 スープは、ちょっぴり遊び心で...(笑) そうなんですよね、 どんなお野菜で作ってもおいしいし、作り方もほとんど一緒なの がいいですよね。 きょうぼんさんのおもてなしのテーブル... きっと素敵なんだろうなぁ、と想像しています♪ どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしくださいね!
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