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6月はお休みもとれないまま慌ただしく過ぎ、 ひとまずの〆切を乗り越えた今日、久しぶりにのんびりとした時間を過ごしました。 あいかわらずの梅雨空ではありますが、清々しく、解放的な気分で、 かねてより愉しみにしていた、紅茶のお教室に参加させていただきました。 こちらのお教室“TEA SMILE”の先生は、 我が家のお料理教室にご参加いただいている生徒さんでもあり、 仲良くしていただいています。 私は、20歳過ぎから陶芸を習ってはいたものの、趣味が仕事になってしまったせいか、 大人になってからの“習い事”というものに、まるで縁がなく、 今回の紅茶のレッスンは、愉しみでもあり、ドキドキでした。 レッスンは、ご自宅のマンションの一室でおこなわれるのですが、 眺めのよいお部屋は広々として、お天気のよい日は光がたっぷり注ぎ、気持ちよさそう。 白とブラウンで統一されたシンプルなインテリアに、白いティーポットがはえて、 とても素敵な空間です。紅茶の雰囲気にぴったりですね。 まずは、先生が丁寧にダージリンの白茶を淹れてくださり、 それを頂きながら、ダージリンについてのお勉強です。 “ダージリン・1stフラッシュをマニアックに楽しむ会”と題された今回のレッスンでは 奥深いダージリンティーについて、きめこまかくご指導していただきました。 さて、こちらの白茶。まるでシャンパンのような、白ワインのような色あいです。 そして、口に含むと中国茶のような、煎茶のような、柔らかで馥郁とした味わい。 紅茶にも、こんな風味があったのですね。 1杯のダージリンからはじまる、驚きでいっぱいの導入部分にすっかり昂揚し 奥深い紅茶の世界に、どっぷりとハマってしまいそうな予感です。 ダージリンの基礎知識を教わったところで、さっそくテイスティングです。 7種類の茶葉で淹れた紅茶を、それぞれ、水色、香り、味...を観察し、感じ、味わい、 標高の高い茶園で栽培された茶葉はどれか、茶樹の違いは...など、 幾度も口に含んでは味わい、くんくんと香りを調べ、 それぞれの紅茶の性格のようなものを想像してゆきます。 ...初めての経験でしたが、これがとてもおもしろかったです! 同じダージリンでも、香りがまろやかなものもあれば、つん、と尖ったものもあり、 また、甘みがあって飲みやすいものから、刺激のある渋いものまで、実にさまざま。 くらべているうちに、どんどん混乱してしまうのですが、それもまた愉しく、 さらには、おずおずと自信無く答えたものが、さほど大きくはずれていなかったりすると ちょっぴり嬉しかったりして...(笑) ますます、やる気が出ますね。単純。 テイスティングで、各自がもっとも気に入ったダージリンの茶葉を 先生の丁寧なご指導のもと、いよいよポットに淹れます。 沸かしたお湯を勢いよく注ぎこむこと、茶葉がリズミカルな浮き沈みを繰り返すこと、 ...等々の、きめこまかなポイントをおさえながら、自分で淹れた紅茶は、 自分史上初の、丁寧で、上品で、優雅なダージリンティーとなりました。 さて、お待ちかねのティータイムです。 ダージリンにあう、可愛らしい前菜の数々を先生がご用意して下さり その、心のこもったひと皿、ひと皿に、感激です。 生ハムとメロンをピンチョススタイルに仕上げたものや、 クラッカーにレバーペーストとピンクペッパー、 サーモンとオリーブにクリームチーズを添えたカナッペ。 そして、ズッキーニのグリルのうえに、ポテトサラダとエビを添えたものなど... どれもすべてがおいしくて、そして、なるほどダージリンともよくあうのでした。 そして、意外な発見もありました。 ダージリンは、和菓子との相性もよい...ということです。 これまで、紅茶と和菓子、という取り合わせは、考えたこともありませんでしたが 煎茶の感覚に近いファーストフラッシュは、和菓子とも違和感がありませんでした。 先生がご用意してくださったのは、雨の季節の風情たっぷりの練り切りに、干菓子。 そして、冬瓜の砂糖漬けとライムなどなど...。 練り切りは、桃や鉄線の花、紫陽花や七夕をイメージしてかたどられたもので、 淡いパープルや、水色の美しい生地は、本当にうっとりするような作りでした。 干菓子は、水や紫陽花、かたつむりやカエル、それにてるてる坊主まで! 遊び心がいっぱいで、ながめているだけでも愉しいものです。 そして、和素材をつかった京都のおいしいクッキーもご紹介していただき、 ダージリンとの相性を愉しみつつ、抹茶や胡椒など、さまざまな風味を さっくりとした食感とともに、存分に味わいました。 紅茶を学び、味わい、愉しみ...、充実のレッスンでした。 大人になると、なかなかお勉強をする機会も減るものですが、 こうして鉛筆を片手に、先生のお話に耳を傾け、学ぶ...ということは愉しいものです。 そして、何よりも先生のお人柄が良くて、私が言うのも失礼なのですが、 “かわいい女性”というのがぴったりなのです。 レッスンのあいだ、先生の朗らかなお喋りに、終始癒されてしまいました...(笑) M先生、今日は本当にありがとうございました! 次回のお茶会も、楽しみにしていますね。
by mihodiary
| 2011-06-20 23:42
| 日々のことごと
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Comments(2)
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tealike at 2011-06-21 08:54
おはようございます。昨日はお忙しいなかご参加くださりありがとうございます。mihoさんお手製のどらやき・・以前ブログで拝見してただけに本物を味わえて幸せでした♪
とてもおいしかったです! 狙ったとおりにいかないところもいくつかあり、次回はもっとこうしてああして。。なんて1人反省会もしていたのですが、mihoさんがお茶の世界を楽しまれた様子が伝わってきて、とてもほっとしました^^。 テイスティングは素晴らしいです!基礎知識がなく、少しの説明であの微妙な違いを飲みわけられるのはさすがだなぁー!と思いました。ティータイムではお腹に優しく・・と若干少ない分量でお飲みいただきましたが、いかがでしたでしょうか?もし、もう少し濃くても大丈夫なようでしたら、普段は1人分170cc(熱湯):3g(茶葉)で3分蒸らすというのがゴールデンルールと呼ばれる基本の分量ですので、こちらでもお試しくださいね。 このたびはどうもありがとうございました^^
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mihodiary at 2011-06-21 19:57
みーやさん、こんにちは!
みーや先生〜、昨日はありがとうございました! とっても愉しいひとときでした。 これまで、習い事にはまるでご縁がなかったのですが、 みーやさんにお会いしたときに、迷わず 「行ってみたい! 」と思ってしまい、母を誘ってしまった...と いう次第でした。もう、大正解の楽しさでした! ! それもこれも、みーや先生のあたたかいお人柄が大きいのだと 思います。 ゴールデンルール...、言葉だけは聞いたことがありましたが、 なるほど、その分量と時間なのですね。やってみます! お教室でのティータイムの紅茶の分量は、ちょうどよかったと 思います。皆さんのポットからも少しずつ頂くことができたり ...と、少しずつ、おいしく味わうことができました♪ 先生のブログのお写真を拝見したところ、プレートの上に あんなふうに可愛くお菓子も盛り合わせていけばよかったのか ...と、反省(笑)。ちらしてあると可愛いですよね。あぁ〜 次回、がんばります! どら焼きも、紫陽花も喜んでいただけてよかったです♪ 蒸し暑く鬱陶しい天気が続きますが、体調など崩されないよう ご自愛してお過ごしくださいね。ありがとうございました!
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