中村美穂の、週末ことこと。:日々のことごと
2021-09-04T19:03:29+09:00
mihodiary
イラストレーター、ときどき料理家の中村美穂の日々の小さな愉しみを綴ります。著書『誰か来る日のための素敵な盛りつけはセンスよりコツ』(講談社)も好評発売中。
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ちぎって、ちぎって。
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2021-09-04T18:58:00+09:00
2021-09-04T19:03:29+09:00
2021-09-04T18:58:56+09:00
mihodiary
日々のことごと
ちぎって、ぺたぺた
この夏も、すっかりおうち時間を満喫しているあいだに終わってしまいました。
うだるような暑さのなか、部屋にいても熱中症になってしまいそうな昨今、
ましてや、緊急事態宣言下の夏ということもあり、
いっそささやかな夏休みと割り切って、趣味を愉しみ尽くした8月となりました。
家族揃って愉しみました / 右下は母の制作風景
もともとインドア派の私にとっては、実はこんな生活は苦ではなく、
とりわけこの夏は、趣味と呼べるものがひとつ増えて、小さな喜びを感じています。
それがこの「ちぎり絵」です。
近年、ちぎり絵が、おもに高齢者の趣味としてささやかなブームになっているようです。
新聞ちぎり絵で有名な、90歳の木村セツさんの影響ですね、きっと。
ちぎり絵は手先を動かすので、脳トレにもなるそう。
そんなわけで、そもそもは私が父に「やってみたら」と勧めたのがはじまりなのですが、
「いきなり一人ではできないから、教えてよ」
ということになり、(まあ、そうなるよね)
まずは私が、どんなものかとやってみたのが、
上の写真(左)の、愛犬「もぐ」のちぎり絵です。
まずは下絵を描いて、それを厚紙にカーボン紙で描き写します。
そして、あらかじめ古新聞などから、下絵にあう色面を探して集めておき、
あとは下絵にそって、ちぎっては貼り、ちぎっては貼り…をくりかえすだけ。
必要な道具は、のりとピンセットくらい。このシンプルさがいいですね。
かわいく完成
初めての作品は、こんな感じに仕上がりました。
左のゆるーい雰囲気のもぐは私、右のバンダナをつけているもぐは母の作品です。
もぐのあどけない雰囲気が伝わるでしょうか。
ちなみにバンダナは、オリンピックのエンブレムから拝借。
なんだか、時代の風も取り入れつつ(笑)、おしゃれなバンダナになりました。
こちらは私の二作目。ぐりちゃんです。
横顔が素敵な彼女は、こんなアングルで仕上げてみました。
実際のお洋服はボーダーでしたが、フランスの新聞「フィガロ」の
何かの小さな見出しから、こんな華やかな赤の衣装にアレンジ。
こんな想定外の楽しみ方があることも、ちぎり絵の醍醐味です。
額装したら、愛着の湧く素敵なアートになりました。
普段、絵の具で着彩をする自分にとって、
ちぎった紙を貼っていく作業は、決して予定通り、想像通りに仕上がるものではなく
それだからこそ、思いもよらない作品になることが面白く、新たな発見でした。
絵の具のように、色を混ぜて作っていくのではなく、
そこにある素材の中から、近いものを探したり、重ねて貼っていくことで
(ときには、新聞の文字なども入れ込んだりしながら)
自由に、のびのびと作れることも魅力だと思います。
今では、父も楽しそうに次々と作品を生み出しています。
なかなか、独特のセンスを持っているので(笑)、これからが楽しみです。
そうそう。
昨今、アップサイクルという言葉を聞く機会が多くなりましたが、
このちぎり絵も、古新聞を生かして、作品として新しい命を吹き込むという意味では
アップサイクルにほかならないような気がします。
時代にあった新しい趣味に出逢えたことは、この夏の大きな収穫でした。
これからも、少しずつ作品を作っていけたらいいな…と、意欲満々の私です。
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ムーミンの灯る夜
http://mihodays.exblog.jp/28304657/
2020-11-19T19:33:00+09:00
2020-11-20T11:29:32+09:00
2020-11-19T19:33:03+09:00
mihodiary
日々のことごと
森を駆け巡っているような
順番が前後してしまったものの、
これだけははずせなくて、季節外れの1枚を。
コロナ禍とはいえ季節はめぐり、いつのまにやらハロウィンに。
あぁ、去年のこの時期はワークショップをしたなとか、クリスマスの準備をはじめていたなとか、
さまざまな思いが交錯するなか、たまたま、彫り甲斐のありそうな大きなかぼちゃと出会ってしまい
こっそりと購入。
さりげなく玄関に置いておいたところ、
「あれ、彫るのね」
と、夫。
結婚してからというもの、それまで私の担当だったジャック・オ・ランタン作りは
器用な夫の担当へとかわり、おかげで私は、好き勝手言って年々ハードルを上げている始末。
昨年は、かぼちゃにムーミンの顔を彫ってもらい、これが周りからとっても好評だったので
今年はムーミンの全身を彫ってもらおうと、もう去年のハロウィンの時から決めていました。笑
夕暮れ時の部屋の中でもぼんやりときれい
そんなわけで、このサイズ。
横向きムーミンにぴったりの大きさです。
中身を丁寧にくり抜いたあとで、私がかぼちゃの表面に下絵を描いて。
そこから、夫がナイフでザクザクと彫っていきます。
ただこのデザインは、ひと思いにぐるりと彫ってしまうと、
輪郭どころか、内側までスコン、と抜け落ちてしまいます。
ところどころ、彫らずにつないでおかないといけないため、
どこから彫り進めていくべきか、うんうんと、首を傾げながらの作業でした。
それでも、30分ほどで完成。
年々、腕を上げているのが素晴らしい。
本人もなかなか楽しかったとみえて、翌日には別のかぼちゃにミイも彫ってくれました。
…が、さすがにミイは難しかったらしく
本当は、この写真も載せてほしくはなかったようです。
(でも、ミイに見えるし、ミイにしか見えないよ! )
「リベンジしたい、リベンジしたい」
と、呪文のように呟いていました…。
かわいそうに。リベンジはまた来年。笑
そんな、かわいいかぼちゃたちが、ハロウィン当日の夜まで、
毎晩、庭であたたかく灯ってくれていました。
誰にもお見せすることのできない、静かなハロウィンでしたが
来年は、ムーミンランタンを少しでも多くの方にお愉しみいただけるような
そんなあたりまえの日々を送れるように、願わずにはいられません。
庭の片隅なのに、どことなくトトロ感
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手作りマスクで、ウイルス対策。
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2020-03-13T12:57:00+09:00
2020-03-13T12:57:36+09:00
2020-03-13T12:57:36+09:00
mihodiary
日々のことごと
昨日、ようやくパンデミック宣言に至った新型コロナウィルス。
いまだ終息する気配も見られず、世間の不安は募るばかり。
そんななか、もっとも身近で深刻とも言えるのが
マスクの品薄のような気がします…。
マスクをしていれば安心、ということもないのでしょうが、
たかがマスク、されどマスクで、
持っていれば安心感が増すことには違いないと思います。
そんなわけで、使い捨てのマスクのワイヤー部分などを再利用して
家にあった手ぬぐいやガーゼ生地を使い、マスクを手作りしてみました。
外出時に着用するときもあまり抵抗なく使えるように
なるべく派手な色柄は避けて、シンプルかつ清潔感のある色合いで仕上げたら
思いのほか、可愛いマスクになりました。
プリーツのデザインなので、装着して生地を広げたときに
ミナペルホネンの蝶々がちらりと見えたり…、ちょっぴりキュンとします。笑
まさか、マスクを手作りする日がくるとは思ってもいませんでしたが
つまらない日常も、こんなことで少しだけ気分が上がるなら
それもまたよし、と思っています。
本当は、マスクにたよらない日々が戻ってくるのがいちばんの願いなのですが…。
うがい手洗い、マスクにアルコール消毒で、この難局を乗り切っていきたいものです。
皆さま、どうぞご自愛なさってくださいね。
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ミモザの日
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2020-03-12T18:47:00+09:00
2020-03-12T18:49:11+09:00
2020-03-12T18:47:48+09:00
mihodiary
日々のことごと
庭の花々をブーケに束ねて
3月8日はミモザの日。
…そもそもは、この日は国連が制定した「国際女性デー」なのですが、
イタリアでは「女性の日」として、男性が母親や奥さんに日頃の感謝の気持ちを込めて、
ミモザの花を贈ることからミモザの日と呼ばれるようになったそう。
日本では、ミモザの花を贈る習慣は、ほとんどないような気がします。
かくいう私も、男性からミモザを贈られたことはないなぁ…。笑
我が父にいたっては、ミモザとセイタカアワダチソウの区別がつかず
庭のミモザの木をうっかり伐採しちゃうくらいですから(ひどすぎます)
世の男性たちにミモザの日を浸透させるのは、まだまだ難しいような気がします…。
そんなことはさておき。
この時期、ミモザのリースを手作りする方は増えていますね。
3月に入ると、私のInstagramもタイムラインもミモザの黄色に染まります。
ふわふわの黄色をながめていると、春の訪れを感じます。
こんなときだけに、なおのこと花に癒されるのかもしれません…。
我が家の庭も、まさにミモザが最盛期を迎えています。
この時期は毎朝、高枝切り鋏を片手に庭に出て
花付きの良い枝をばっさばっさと伐るのが私の仕事。
日々、新鮮な枝を無造作に活けられるのは、春のささやかな贅沢です。
本来ならば、お教室にお出かけくださった皆さまに
ささやかながら、ミモザのミニブーケをプレゼントできたのにな…と、
そんなことを思いながら、ふわふわの花をながめています。
もちろん、リースも作りました。
これまでは、ふんわりとした新鮮な花の状態で作っていたのですが
ミモザの花はすぐにドライになってしまい、しぼんでしまいます。
また、壁にかけておくと枝が流れてしまい、イメージしていた形状をキープできないため
最近では、ある程度ドライの状態になってからリースに仕立てるようにしました。
あの、贅沢なふわふわ感は味わえないものの、
思っていた以上にしぼんでしまった…ということもなく、
長いあいだ、こんもりとした雰囲気を愉しむことができます。
すっかり自粛ムードの今日この頃、家で過ごすことが多くなりました。
そんな、おこもりの日々を少しでも明るくしてくれるのは、やっぱり花。
見上げればミモザが、そして、足元にはクリスマスローズや水仙、ムスカリが
庭のあちらこちらで顔を出すようになりました。
少しずつ摘んできては、色あわせを愉しみながらブーケに束ねます。
不安のない、穏やかな日常を恋しく思いながら
小さな花々に力をもらう、そんな日々です。
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節分に、ニャンコ寿司。
http://mihodays.exblog.jp/27990366/
2020-03-02T19:21:00+09:00
2020-03-02T19:22:17+09:00
2020-03-02T19:21:29+09:00
mihodiary
日々のことごと
ようこそ、3月。
…ということで、2月はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
世間は新型コロナウィルスの話題で戦々恐々とし、
個人的には、そんな恐怖に慄きつつも
幸か不幸か、缶詰にならざるを得ないほどの仕事におわれ
日々、描いて描いて、ただひたすらに描いて過ごしたひと月でした。
これを書いている今もなお、国内の感染者数は増加傾向で
まだまだ予断を許さない状況ですが、一刻も早い終息を心から願うばかりです。
そんな2月のはじまりでしたが、
節分は、大切な年の節目。
…というわけで、今年は恵方巻きを手作りすることに。
ごくごく普通の太巻きを作るだけではつまらないので、
生まれて初めて( ! )、デコ巻き寿司に挑戦してみました。
初めてのくせに、いきなりニャンコってどうなの…と、やや不安もありつつ
なんとか、それらしい雰囲気に仕上がりました。
たしかに猫だけれど、何か違う…と思っていたら
顔が丸すぎたせいか、ドラえもんのようになってしまったのですね。
それでも、自分で巻いたお寿司は愛着がわきます。
豆まきをして、家族の無病息災を祈り
おいしくいただきました。
はやく穏やかな日々が戻ってきますように…。
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今日は仕出し屋さん
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2017-09-09T12:51:00+09:00
2017-09-09T15:01:11+09:00
2017-09-09T12:51:54+09:00
mihodiary
日々のことごと
ことしの夏は、土用の丑の日に鰻を食すようなことがなくてちょっぴり拍子抜けだったのですが、
(本当は、和服で鰻を食べに出かけたかったのに...)
そのかわり...ということでもないのですが、ささやかながら夏和食を愉しんでいただきたくて、
いつもお世話になっている親戚のご家族へ、
お夕飯に間に合うように夏の和弁当を手作りしてお届けしました。
気分は少しだけ仕出し屋さんです。笑
箱詰めをして、熨斗ももちろん手作り。
暑中お見舞いのメッセージを、パイナップル柄の熨斗にこめてみました。
お品書きはこんな感じです。
万願寺唐辛子の肉詰め
柚子胡椒風味の焼き鶏
鰆の塩麹焼き
枝豆の厚焼き玉子
枝豆と玉蜀黍のかき揚げ
南瓜の蒸し煮
蓮根の甘酢煮
谷中生姜の梅酢漬け
雑穀ごはん
母とふたり、黙々と二時間がんばりました。
なかなか風情のある仕上がりに、満足です。
これも、夏の一日。
暑い夏を、健やかに過ごしていただけますように...。
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結婚記念日に
http://mihodays.exblog.jp/25554196/
2017-09-07T15:51:00+09:00
2017-09-07T16:40:30+09:00
2017-09-07T15:51:22+09:00
mihodiary
日々のことごと
言わずもがなのレアチーズ
そうそう、夏はこんなことも。
7月、私たちは結婚一周年を迎えました。
いろいろなことがたくさんあって、長かったような、短かったような1年ですが
無事に笑顔で迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなふたりの記念日に、とりあえずは手作りのケーキでお祝い...と思い
こたえはわかっていながらも、念のためリクエストを聞いたものの
夫の食べたいケーキは、やっぱりレアチーズケーキ。
...ということで、いちごのような可愛らしいフルーツのないこの季節、
アメリカンチェリーをつかって、
ごろごろ、もりもりなレアチーズケーキを作りました。
もちろん、ボトムにはチェリーのコンポートを敷き詰めて。
手作りのフラッグもつけて、ちょっぴりお茶目に仕上げてみたのだけれど、
夫は気がついてくれたのかどうか...。笑
普段から反応が薄めなので、喜び度数がいまひとつわかりませんが
たくさん食べてくれたので、まあよしとしましょう。
...気を取り直して。笑
お休みの日に、あらためてお祝いをということで、
佐倉のイタリアン“リストランテ・カステッロ”で、贅沢ランチをいただきました。
久しぶりに訪れましたが、美味しいお料理もお庭の眺めも健在です。
プレートに、ひとつひとつ丁寧につくられた小さな前菜がならべられた
前菜の盛り合わせに、はじめからキュンとしてしまいました。
パスタはもちろんのこと、牛頬肉や舌平目に舌鼓を打ち、
お昼から、もうこれ以上なにも食べられないほど満腹に...。
それでもデザートは別腹。
ピンクの濃淡で仕上げられた、ガーリーなデザート盛り合わせに
またまたキュンとしながら、それでも、ジェラートが溶けてしまわぬうちに
ぺろりといただきました。
実は、普段あまり外食らしい外食をしない私にとって、
こんな贅沢なランチは久しぶり。
素敵な結婚記念日を過ごすことができました。
どうもありがとう。そして、これからも末永くよろしくね。
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夏のカケラ
http://mihodays.exblog.jp/25527643/
2017-09-04T19:28:00+09:00
2017-09-07T14:58:21+09:00
2017-09-04T19:28:18+09:00
mihodiary
日々のことごと
夏らしくない夏が過ぎ、気がつけば9月がはじまって4日も過ぎてしまいました。
ようこそ秋、とはまだまだ言いたくないような、
秋もそれなりに愉しみなような...。
そんな複雑な思いを残した今日この頃ですが、
振り返れば、夏も満喫したなと思える写真もあれこれ。
そんな今年の夏を振り返りながら、夏のカケラを少しだけ
記憶にとどめておくような気持ちで載せておこうかな...と思います。
年甲斐もなくはしゃいで
今年の夏は、我が家のお料理教室も思いきり夏らしく
ハワイをはじめとした、南の島のリゾートをイメージしたお料理をご紹介しました。
その様子は、ぜひこちらでご覧くださいね。
そんなこともあって、夏のはじめの週末は、時間をみつけては海方面へ足を伸ばして
スタイリングにつかえそうな、きれいな貝を拾いあつめたり
ハワイ雑貨のショップなどをながめてまわったり...。
水着というものを着なくなって、もう何十年経つのか忘れたけれど(笑)
波打ち際で、冷たい水に足を浸すだけでも気持ちよくて
童心にかえったように、思わずはしゃいでみたりして...。
結局この日は、夕方まで海で遊び、
夕日で薄紫色に染まる海も、しっかりと目に焼き付けてから帰路につきました。
折しもこの日は満月で、帰り道、車窓から眺めた満月があまりにも綺麗で
思わず車をとめて、ぱちり。
ゆらゆらと、水面に映る月明かりが美しくて、
目で見たままを切り取りたかったのだけれど、
残念ながら、そんなカメラの腕は持ち合わせておらず...。
そんなとき、いつももどかしい思いになるのです。
Beach combing
こちらは、この日海から持ち帰った貝殻たち。
夫が懸命に探してくれた宝貝は、きれいに磨いて艶を出して、
小さな巻貝などは、漂白をかけてから、アクセサリーのパーツにしたり...と、
小さな思い出作りを愉しみました。
こちらは、勝浦の花火大会。
砂浜に腰かけて、のんびりとながめる花火は格別でした。
...なんだか駆け足で、こどもの絵日記のような夏の思い出になってしまいましたが、
ささやかな夏の思い出はまだまだありそうです。
備忘録として、もう少し書き留めておけたらいいな...と思っています。
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ときどき、エスニック。
http://mihodays.exblog.jp/25220759/
2017-08-07T17:26:00+09:00
2017-08-08T16:28:04+09:00
2017-08-07T17:26:15+09:00
mihodiary
日々のことごと
なんちゃってガパオ
8月がはじまりました。
8月の声を聞いたとたん、にわかに忙しくなってしまい
ブログに書きたいことはたくさんあるのに、じっくりと腰を据えることができないまま
あっというまに夏が終わってしまいそうです。
今日は、少し落ち着きを取り戻すことができたので、
撮りためた写真をながめつつ、夏のはじめの出来事を振り返りながら、
ささやかな日常を書き留めておこうかな...と思います。
ことしの夏は、まさにエスニックな気分ではじまりました。
我が家のお料理教室が、何年かぶりに、本格的なターリーをつかったインドカレーを
そして、こちらもご無沙汰していた本格タイカレーのレッスンを開催するにあたり、
毎日が試作と試食。そして、エスニックなスタイリングを愉しく考える日々でした。
ことしのタイカレーは屋台風に、
白い、どこかチープでへっぽこなホーローの器をつかって。
これが思いのほか可愛くて、そして評判もよく、そして、なにより便利。
この器に盛りつけるだけで、どことなく異国な、
エキゾチックなお料理に見えてくるから不思議です。笑
エスニック雑貨のお店をのぞく機会もずいぶん多かったです。
あちらこちらのお店をはしごして、お安くて愉しいお買い物もたくさんできました。
とりわけお気に入りなのは、こちらのワンピース。
インドはグジャラート州という場所で、昔ながらの技法で作られているという
バンダニと呼ばれる豆絞り。
そんな豆絞り柄の、リゾートっぽい雰囲気のワンピースです。
ネックまわりには真鍮の小さな鈴がずらりとあしらわれていて可愛いのです。
これを、ずいぶん前に買ったk jacquesのサンダルやゴールドのビーサンなどとあわせて
CHAN LUUのブレスレットなどを何本も重ねづけするのが好きです。
...右の写真は、自作のネックレス。
ターコイズやココナッツなどをつかって、夏らしく仕上げてみました。
サルーの可愛らしさにキュンとします
最後に、インドといえば...
この夏は、DVDも含めインド映画をたくさん観ました。
とりわけ感動した作品は、劇場に会期ギリギリで駆け込み、なんとか観ることのできた
『ライオン 25年目のただいま』です。
ほぼ実話に即したストーリーは、あまりにも壮絶で奇跡的で...(ここでは詳しくは書きませんが)
そして、なんといっても当時5歳だったという天才子役のサニー・パワールくんの演技が
...というのか、表情が素晴らしすぎて、最初の30分ですでに涙が止まりませんでした。
ほかにも『きっと、うまくいく』や『PK』、そして『ピザ!』などなど...。
せつなかったりやりきれないものもありつつも、元気が出る作品まで、
いずれも愉しく鑑賞することができました。
話が脱線...してはいないのかな?(笑)
そんなエスニックな日々ではじまった夏。
そんな夏も、8月にはいったいま、駆け足で過ぎ去って行きそうな予感です...。
それまでにもう少しだけ、夏の出来事を書き留めておけたらいいな、と思います。
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小さなお祝い
http://mihodays.exblog.jp/24141039/
2017-05-02T14:12:05+09:00
2017-05-02T14:12:06+09:00
2017-05-02T14:12:06+09:00
mihodiary
日々のことごと
4月は夫のお誕生月。
桜もいよいよ散り、新緑の季節へとうつろいゆくこの季節は
風も心地よく、過ごしやすく爽やかで素敵な季節です。
こんな季節に生まれてくるのも、気持ちいいかもしれないなぁ...なんて、
彼の誕生日がめぐってくるたびに思うのは、
自分が冬生まれだからなのかもしれません。
例年ならば、そろそろ庭でごはんも気持ちのよいこの時期。
昨年の誕生日には、庭にテーブルを出してBBQでお祝いをしたのですが
ことしはいつになく寒く、まだまだそんな気分にもなれず、
週末、土曜の夜は簡単なご馳走を作り、部屋でワインをあけて乾杯。
そして、日曜日の昼下がりは、家族揃ってケーキでお祝い...となりました。
お皿にメッセージが描いてあったら、ちょっぴり嬉しい
昨年のケーキは、バースデーケーキの定番ということで、
いちごのショートケーキを作ったので、ことしはどうしよう...と暫し考え、
それとなくリクエストをたずねてみたところ、レアチーズケーキとのこたえが。
お祝いのケーキにしては、シンプル過ぎるような気もしたのですが(笑)、
レモンの風味をきかせて、そして、レモンのシフォンケーキも作って
ちょっぴりはなやかにデコレーションして盛り合わせたら
思いがけず、素敵なバースデープレートに仕上がりました。
プレートのリムには、お店でのサプライズのように
チョコレートソースでメッセージを描いてみました。
これが意外と、シンプルななかに、ほどよいアクセントとなり
普段、リアクションが薄めの夫も喜んでくれました。笑
おめでとう!
元気で素敵な1年を過ごしてね。
...さて。このときのケーキプレートが思いのほか可愛らしく、
そして、季節感たっぷりで美味しかったので
今月のお料理教室のデザートメニューに抜擢されました。笑
木漏れ日のイタリアン
木漏れ日のイタリアンと題された、5月のレッスンは
新緑の季節、ガーデンランチとしてもぴったりな、
ちょっぴりアウトドアな雰囲気も感じられるようなメニューも取り入れつつ
色どりも風味もフレッシュにご提案させていただきます。
そんな5月のレッスンは、本日(5/2)よりスタートしています。
連休明けから、本格的にはじまりますので
お時間がございましたら、ぜひお気軽にお出かけくださいね。
お教室ブログに先駆けて、こちらでのおしらせとなってしまいましたが
あらためて詳細をアップいたしますので、もうしばらくお待ちください。
どうぞよろしくお願いします。
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昼下がりのマイキー。
http://mihodays.exblog.jp/24042257/
2017-03-31T20:20:00+09:00
2017-04-01T15:37:32+09:00
2017-03-31T20:20:57+09:00
mihodiary
日々のことごと
いまや、国民的人気のリサラーソン。
かつては、清水の舞台から飛び降りるような思いで北欧雑貨のお店に足を運び
陶器の人形を、ひとつずつ集めていくのが愉しみでしたが、
いつのまにか、キャラクター商品がたくさん販売され
リサラーソン列車まで走っちゃうほどの人気ぶり。(乗りたかったなぁ...)
そんなことには滅法疎い我が夫までが、マイキーのトートバッグを愛用しているほどです。笑
そんなわけで、喜んでもらえるかなぁ...と思い、
マイキーのクッキーを作ってみました。
久しぶりのアイシングクッキーに、少々手が震えます...。
いつものことなのですが「今度こそ、もっと丁寧に作ろう」と思うのです。
ですが、いざ始めてみると、ラインがよろけてしまったり、はみ出てしまったりと
頭で思い描いていたようには、なかなか仕上がってくれないもの。
そうすると、だんだん疲れてきて、詰めの甘い作品になってしまうのですね...。
今回も、例に漏れずそんな感じでした。
しかも、思い立ったはいいけれど、アイシングカラーをきらしており、
ブラックココアを使ったグレーのマイキーしか作れず...。
そんなこんなで出来上がったのがこちら。
シックなマイキーです。(顔がテキトー)
安心素材だけで作っているので、食べる分にはまったく抵抗なく
おいしくいただくことができました。
...が。やっぱりマイキーといえば赤。
このままでは終われる気がしなくて、材料を揃えてリベンジしたのが
トップの写真のマイキーたち。
色の濃いアイシングは、白と隣接すると滲んでしまう傾向があり、
あとからじわじわと、白い部分を浸食するように赤が滲んでくると
なんともおどろおどろしい雰囲気に...。
そんなことに悩まされながら、あれこれ試行錯誤の後
やっとこさ完成させることができました。
ウォーリーというか、囚人というか...
とにもかくにも、マイキーの顔は目を瞑っていても描けるようになりました。笑
マイキーのボーダーにあわせて、真っ赤なポットで紅茶を淹れて
ぽかぽかな春の昼下がりを愉しみました。
・]]>
冬の終わりに
http://mihodays.exblog.jp/24032656/
2017-03-30T16:57:00+09:00
2017-03-31T14:40:50+09:00
2017-03-30T16:57:29+09:00
mihodiary
日々のことごと
いつもなら、編み物は冬のあいだと決めているのだけれど、
ことしは、編み物が上手になりたいという意気込みから、
年間通して編み棒を握っていようと、心に決めたのでした。大袈裟ですね。
...そんなわけで、3月になっても編み物は続いています。
とはいえ、三寒四温のこの季節。まだまだ、あったか小物が手離せない日もあります。
きっと、白くまの貯金箱だって寒いでしょう。
こちらの白くまの貯金箱。
北欧の銀行のノベルティだったものを復刻させたデザインがとっても可愛く
時期によっては、マフラーを巻いた状態で限定販売されているのですが、
私が購入したときは、はだかのままでした。
何もつけていないと、なんとなく寂しい印象ということもあり、
あまった毛糸で、贅沢にも模様をたっぷりと入れながらひたすらに編み、
そして、端にぽんぽんまでつけてプレゼント。
ふんわりとしたアルパカ糸のせいか、あったかそうです。
誰かが編み物をしていると、なんとなくしたくなるものなのか、
いつのまにやら、隣りで母が編んでいたのはティーコゼー。
帽子のようなデザインと、ベリーのような模様が本当に可愛いのです。
ポットのなかのお茶も、保温性抜群でいつまでもあつあつです。
そして、ムーミンパパにもボーダーのマフラーを。
どことなくマリンな雰囲気になって、シンプル過ぎる雰囲気を脱しました。笑
シンプルだけど難しい
そして、この冬どうしても編み上げたかったのがこちら。
手の甲から手首のあたりにかけて、ルーズにくしゅっとさせるデザインが
シックで大人かわいい、フィンガーレスグローブです。
...実は、某ショップで販売されていて、
買おうか買うまいか、悩んでいたのが秋のこと。
それならば、いっそ自分で作れたら愉しいかもしれないと思い立ち
私が師匠と仰ぐ知り合いのニッターさんに、イメージを伝えて編み図を描いていただき、
教えていただきながら、えっちらおっちらと、ひたすらに編み続けたのでした。
縄編みが贅沢に入っているし、糸は黒くて細いし...(リブは2号)と、泣ける要素が満載で
何度も挫折しそうになりながら、3月の初旬に無事に完成。
小さいながらも、私にとって初の大作となりました。
明るい色合いの春服が着たくなる季節なので、
こちらの手袋は、つぎの秋冬まで冬眠していただくことになりそうですが、
世界にひとつの手袋、大切に使い続けていきたいな...と思います。
この冬は、小物をずいぶん編んできたので、
そろそろセーターに挑戦しようかな...。
いまから編んだら、次の冬に間に合うかしら。笑
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1月は、ケーキを焼いて。
http://mihodays.exblog.jp/23874828/
2017-02-22T13:52:12+09:00
2017-02-22T13:52:14+09:00
2017-02-22T13:52:14+09:00
mihodiary
日々のことごと
生クリームに夢中
我が家にとって、1月はお祝い月。
私の誕生日と母の誕生日が、とんとん、と続きます。
そんなこともあって、我が家ではもうずいぶん前から、
ふたりの誕生日は合同で、そして、なぜか自分たちで準備する...という
サプライズも何もない、小さなパーティーをひらいてきました。
はりきって予定は立てるものの、時間の配分をまるで考えていない無茶なメニューを
考えてしまうことが多いため、当日は主役のふたりがバタバタに。笑
それでも、せめてケーキだけはきちんと手作りするようにしています。
そうそう。
1月は公現節でもあり、ガレットデロワを作る時期でもあります。
ことしは、何となくサボらずに作ろうという気持ちになり、
りんごをたっぷりと使ったガレットデロワも焼きました。
毎年、ソレイユの柄を、できるだけこまかく螺旋状に...と思うのですが、
これがなかなか難しくて、今年は中央部分がくぼんでしまいました。
それでも、切り分けた雰囲気は可愛らしく、
王冠もきちんと用意して、家族揃って愉しくいただきました。
さて、話は誕生日に戻って...
ふたりの誕生日には、お互いにお金を出し合って、好きなお花を買って
テーブルに飾る...というのも、実は愉しみのひとつ。
お互いがお互いにプレゼント、という感じです。
今年は「なんとなくラベンダーの色合いにしたいね」ということで意見がまとまり、
ヒヤシンスやスイートピー、ルピナスやクレマチス、パンジーなどなど、
ラベンダーやパープルのグラデーションの花々に、白のラナンキュラスをくわえて
春の香りのするブーケを作ってもらい、贅沢にテーブルに飾りました。
...そんな準備をしているところに、インターホンの音がして出てみると...
なんと、大学時代の先輩から、ニコライバーグマンの素敵すぎるブーケが!
実は結婚祝いに送ってくださったそうですが、たまたまの誕生日という
あまりにもタイミングのよすぎるサプライズに感激...。
ゆっこさん、どうもありがとうございます。
HBD
...そうこうしているうちに、どうにかこうにかケーキが完成しました。
今年はちょっぴり趣向を変えて、ベリーなどをつかわないケーキにしようか、
ということで決まったのが、こちら。“キャラメルバナナタルト”です。
地味ながら、確実な美味しさを求めました。笑
豪華、てんこもりもり
記憶のなかの、キルフェボンのバナナタルトをなぞりつつ、
自分たちの、ああしたいこうしたい...を詰め込んだ贅沢なタルトです。
とってもおいしくて、すっかりお気に入りのレシピのひとつとなりました。
近い将来、お教室でもご紹介できたらいいな...と思います。
またひとつ、歳をかさねてしまいました。
歳の数は、がんばって生きてきた証だというけれど、
そう、たしかにそうだけれど、
それでも抗いたい気持ちがあるのも、また事実。笑
不惑をとっくに過ぎても、まだまだどっしりと構えていられない私です。孔子さまー。
動じずに、自由に生きていけたらいいなと心底思う、今日この頃です...。
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あけましておめでとうございます
http://mihodays.exblog.jp/23761897/
2017-01-05T12:48:00+09:00
2017-01-05T13:59:30+09:00
2017-01-05T12:48:28+09:00
mihodiary
日々のことごと
小さなおせち
あけましておめでとうございます
新しい年が、皆様にとって幸多き日々でありますよう
心よりお祈り申し上げます
この年末年始は、仕事もプライベートも含め、
おせち料理をたくさん作りました。
こちらは、ちょっとしたおもたせにしても可愛らしい、
小さな木箱に一人分ずつ詰めたもの。
お正月の小さなおもてなしランチにもよいかもしれません。
ことしは酉年。
大きく羽ばたける年になるといいなぁ...と願いつつ。
ちなみに、初詣でひいたおみくじは大吉。こんな小さなことでも嬉しいものです。
...と、そんなお正月のお話もご紹介したいところなのですが、
年末の出来事から振り返りつつ、今年のブログをはじめられれば...と思っています。
最近は、ゆるゆるペースなこちらのブログですが、
今年もどうぞよろしくお願いします。
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おうちウェディングと、ありがとうの気持ち。
http://mihodays.exblog.jp/23707343/
2016-12-13T16:47:00+09:00
2016-12-13T16:55:45+09:00
2016-12-13T16:47:06+09:00
mihodiary
日々のことごと
そうそう、10月はこんなこともありました。
7月に入籍し、家族だけで小さなお祝いをするほかには、
特にお披露目のようなことをせずにいた私たちに、
自宅でささやかなお披露目パーティーをしようか、と両親から提案をいただき、
身内だけで、本当に、小さな小さなパーティーをひらきました。
照れくさいながらも、一度作ってみたくて、
自分たちのウェディングケーキを手作りしてみました。
生まれて初めて作る、三段式のケーキは本当に難しくて、
てっぺんのケーキをのせたところで、かなりよろけていますが...、
これもまた、ご愛嬌。手作りならではの微笑ましさです。笑
会場の設営も、お料理も、何もかも自分たちの手作り。
...というわけで、ケーキ入刀する夫はエプロン姿...(笑)
まあ、でもいつもこんな感じです。
奮発した和牛を焼いたステーキや、夫作の真鯛のカルパッチョ、
母の得意料理のひとつの、渡り蟹のトマトクリームパスタなどなど、
ほかにもいろいろ、たくさんのお料理がテーブルにずらりと並んだはずなのに、
なにもかも撮り忘れ、ミニバーガーしかうつっていないというていたらく...。
それでも、皆さんが「おいしい、おいしい」と言ってくださるのが
とっても嬉しかったです。
毛むくじゃらのこの子も、もちろんいい子にしていてくれました。
水玉のワンピースの女の子は、昨夏のこどもお料理教室にも参加してくれたSちゃん。
あいかわらず、かわいいなぁ。
...せっかくの3ショットなのに、ぐりっ子はそっぽむいちゃいました。
なかなか、予定通りにはできなくて、
ああするはずだったのに、こうするはずだったのに...という
反省点の尽きないゆるゆるなパーティーでしたが、
それでも楽しくて、時間の過ぎるのがあっというまでした。
私たちのためにお集りいただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あたたかく、幸せないい夜でした。
...そして、この時期はこんな素敵なサプライズも。
長く通ってくださっている、お料理教室の生徒さんから、
素敵なお祝いをプレゼントしていただきました。
S様からは、ルイ・ロデレールとフィリップ・スタルクのコラボによるシャンパンを、
そして、K様からは抱えきれないほどの大輪のイングリッシュローズのブーケを。
幸せな時間を、たっぷりと味わうことができました。
どうもありがとうございました。
ほかにも、たくさんのお祝いの数々...、感謝しきれないほどです。
大切な記憶として、いつまでも心に刻んでおきたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。
まだまだはじまったばかりの私たちですが、
残りの人生を、自分たちの歩幅で仲良く歩んでいけたらいいな...と思っています。
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